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横尾さん、詳細は語れないと言ってたから何が原因か分からないけど、仲直りの電話だといいな。
……………
その間も みんなは大盛り上がり。
(玉森)「ねぇ、ねぇ、お刺身食べたい!」
A「醤油ですね。取ってきます。」
私はキッチンへ立った。
その時…藤ヶ谷さんが戻ってきた。
神妙な顔つき。
キッチンにいた私とバチっと目が合う。
すると、ニコっと笑って
(藤ヶ谷)「どうした?飲まないの?」
今…神妙な顔してたよね?
でも…そういう所、見せないようにしてる。
だから私も合わせた。明るく。
A「お醤油をね、取りに来たんですよ。玉森さん、お刺身、食べるそうなので。」
(藤ヶ谷)「玉って、めちゃくちゃ亭主関白だね(笑)いつも こんな感じなの?」
A「どうでしょう…。
どちらかと言うと、私がやってあげたいんですよね。
特に今は私…仕事 休暇中なので。
仕事があると仕事に全力投球してしまうので休暇中ぐらいは、お家の事や玉森さんの事、精一杯バックアップできたらな、と。
微力ではありますが。」
(藤ヶ谷)「休暇?
そっか、今日 平日だもんね。
平日は基本Aちゃん 仕事だもんね。
休暇って…、その……、、、」
A「そんな言葉 濁さなくても私なら大丈夫ですよ。
今、藤ヶ谷さんが仰りたい事、分かってますから。」
(藤ヶ谷)「うん…本当 平気か…?」
A「…藤ヶ谷さんは 私の心中…すぐ当てますね。
そうなんです、試験落ちたのでリフレッシュしたくて。それで休暇取りました。
たまには休暇もいいですね。
パソコンから離れて。大量の仕事資料に追われず、時間にも追われず。
今日は行きたいショップで買い物もできましたし!
人間、切り替え大事ですね!」
(藤ヶ谷)「俺、そうとも知らず…今日 六本木で声かけて悪かったね。
こういう時って1人でブラブラ買い物したいもんじゃん。」
A「大丈夫です。気にしないで下さい。」
(藤ヶ谷)「俺、今日ちょっと これから すぐに帰らないとならないんだ。
また今度、ゆっくり。」
A「大丈夫ですか?
あ、あの!!事情は分からないですが、その…あの…無理しないで下さい!!!」
(藤ヶ谷)「ん??」
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作者名:ともこ | 作成日時:2017年10月28日 0時