159 玉森side ページ5
A「玉森さん…あの…
私…
実は、もう1つお話ししたい事があります。」
そう言うと、ゆっくりと話し始めた…。
A「私…さっきまで藤ヶ谷さんと一緒にいました。」
(玉森)「は?!」
でも…
言われてみて、思い当たる節が…。
会って一番最初 抱きしめた時、ガヤの香水の香りがAちゃんからしたような気がした。
でも、まさかガヤと一緒にいたなんて思いも寄らなかった俺は、勘違いだよなって思ってた。
でも…
まさか…
何で…?
A「藤ヶ谷さんから連絡がきて…待ってるからって言われて。
だから ご挨拶して帰ろうと思ってました。
でも…
藤ヶ谷さんに心中を当てられてしまい…。
泣いてしまいました。
私…実は、この件で、会社の親友の前でも泣いていないんです。
この件では人前では泣くまいと決めていたからです。
でも…涙が…」
もう正直、どうなってんだよ!って内心キレてきた!
でも…今 怒ったら喧嘩になるだけ。
A「藤ヶ谷さんが教えてくれたんです。
玉森さんが心配してたよって。
藤ヶ谷さんに教えて頂け無かったら、玉森さんの気持ち…分かりませんでした。
なので藤ヶ谷さんには感謝してます。」
(玉森)「はー!?」
A「だって玉森さん…どうでもいいって、めんどくさいって、この前 言ってましたよね?
だから私の試験の合否とか…こういうお話し、興味無かったら どうしよ…とか、退屈させちゃうかな?っとも思いまして…。
お仕事お忙しいのに玉森さんの重荷や負担になりたくないんです!」
(玉森)「どうでもいいっとか、めんどくさいって言ったのはさ、そういう意味じゃ無くて…」
A「なので、きちんと気持ちの整理がついて…
時が経過して…
この件を簡潔に明るく話せる自分になれたら話そうと思ってました。
でも……
藤ヶ谷さんが教えてくれたんです。」
(玉森)「さっきから、藤ヶ谷さん、藤ヶ谷さんばっか言ってさーガヤの事 好きなの?」
A「何で そうなるんですか?」
(玉森)「だから、好きなの?!」
A「それ どういう意味ですか?
質問の趣旨が分かりません!!」
ヤバイ…きちんと話しを聞いて受け止めるつもりが…
つい…喧嘩になってきちゃった…。
(玉森)「ガヤは、Aちゃんの事…好きだよ…。」
あぁ…言っちゃったよーー。
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作者名:ともこ | 作成日時:2017年10月28日 0時