190 玉森side ページ36
フレンチワインバー…?
会社の親友とよく行く…?
俺が聞いた事無い話しばかり…。
俺に気を遣ってる…?
怒らないであげてな…。
借りちゃって ごめんな…。
昨夜もバーに俺が誘った…。
苦しそうな彼女を見てるのがツライ…。
もう、どういう事だよ?!
これって…
お気にのレベル、通り越してない?
…………
Aちゃんは俺と一緒じゃ、苦しいの??
…………
(横尾)「お〜い!玉〜!お腹空いた〜って、騒いでるやついるけど、なんか作っていいなら俺やるけど〜!
それとも出前にするか〜?」
(玉森)「どっちでもいいよ、、」
(宮田)「でもAちゃん、材料買ってきてくれたんでしょ?」
A「あっ、はい…一応…。」
(横尾)「じゃ、作ろうぜ!」
(藤ヶ谷)「じゃ、俺、酒、買ってくるよ。」
ガヤ、さっきまで俺と話してたかと思うと、ワッターの声に この切り替え様、
余裕だ。
すると宮田は気を遣ってか、
(宮田)「俺も行くよ!」
ガヤと宮田は買い出しへ出た。
………………
リビングへ戻ると、ワッターは さっそくキッチンへ行っていた。
そこに まだマフラーもコートも、付けたままのAちゃん。
ぼーっと、立ってた。
後ろからAちゃんの肩に手をあて…
(玉森)「コート、脱ごっか?」
……コートを脱がした。
それでも俺と目を合わせないAちゃん。
後ろから顔を覗き込むと…
泣きたいのを必死に我慢してる顔だった。
今すぐ抱きしめたいけど、ワッターいるしな…。
でも…
堪らず…
後ろから力いっぱい抱きしめた。
譲らないよ、俺。
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作者名:ともこ | 作成日時:2017年10月28日 0時