175 玉森side ページ21
玉森side
A「ダメです。頑張りますので／／」
そう言うとAちゃんは、俺の首筋にキスをしてくれた。
いや、でも…頑張りますからって言われても… させられないよ／／
むしろ嫌われそうで怖くて教える事すらできないよ／／
それが原因で『以後、絶対にしません！』とか『こういう関係 持ちたくないです！』とかに発展しそうだしー／／
だから知らない今で十分！！
………………
A「玉森さんが、いつも私にしてくれるみたく、首に ちゅーを たくさんしてみましたっ！
どうですか？」
(玉森)「うん、ありがとう！
嬉しいよ。
もう終わりで大丈夫だから、隣に ごろん してっ。」
A「…うん…。
でも全然気持ちよく無さそうですね。」
この がっかりちゃんな感じに弱い俺、つくづく可愛いな…って思う／／
(玉森)「うん、ありがとう。気持ち良かったよ！
もう こっち来てっ。」
A「イヤです！
だって玉森さん…嘘付いてます！」
(玉森)「嘘？」
A「私に合わせてくれてるんですよね？
本当はキスが下手だなーとか、首筋にキスされても、こんなキスじゃ気持ち良く無いなーって顔してますもん！」
(玉森)「あははは(笑)
それ どんな顔だよ(笑)
嘘付いて無いよ。
気持ち良かったよ！ねっうんうん。
まさか首にキスしてくれるなんて思ってなかったから、すごく嬉しいよ！」
あぁー、俺を気持ち良くしてくれるとか もういいから阻止したい／／
だって確実にAちゃんにとってはハードル高い事だし。
ピュア過ぎる彼女…
首にキスしてくれるだけで…
もう十分だよ。
A「じゃ、もっと頑張りますね！
えーとっ、次は…どうやれば…
／／
／／／！！」
(玉森)「…／／／」
／／／／／
A「…………ご、ごめんなさい／／
見るつもりは全くなかったんですが／／
どうしよ、ごめんなさい／／
初めて…見たので…／／」
…………
Aちゃん、始めは俺の首筋にキスしてくれていたんだけど、Aちゃんが動いた時に上に掛けていたタオルケットが取れて…
ベッドの下へ…
落ちちゃった。
それで、俺のを『初めて…見たので…』って、現在動揺中の彼女。
今まで お風呂に入る時も絶対に目を背け、今まで体を重ねても…目をつぶるか、目を背け続けてきた彼女。
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作者名：ともこ
| 作成日時：2017年10月28日 0時
