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A「あんなの ただの紙切れにしか過ぎません。」


(玉森)「…?」


A「あっ/ご、ごめんなさい//

そうだ!玉森さんの番組始まりますね!

テレビ付けましょうか?!」



私は近くにあったメイクセットを掻き集め、手に抱え…



A「ゆっくりしてて下さい!

私…ちょっと着替えてきます…」



立ち上がろうとした瞬間…



(玉森)「ねぇ、」



腕を掴まれ、思わず抱えていたメイクセットが床に落ちる…


目と目が合う。



(玉森)「着替え、いいよ。このままで。」



その真剣な眼差しに弱い私。



A「い、いや…でも このままでは…。

メガネですし、スッピンだし…このルームウエアでは…着替えてきます!!

ゆっくりしてて下さい//」



(玉森)「全部かわいいよ。」



A「じょ、冗談やめてください〜//」



(玉森)「ううん、本気。」



…………



(玉森)「だから、そのままでいて。」



そう言うと、腕を ぐいっと引っ張られて抱き寄せられた。


……………




(玉森)「どうした?何かあった?」

優しく抱きしめながら私の耳元で話す玉森さん…。



(玉森)「泣いてた?」

抱きしめたまま…今度は優しく頭を撫でてくれた。



この優しさに流されて…全て今日あった出来事を玉森さんの胸の中で泣いて…洗いざらい話してしまおうかとも思った。

以前、何でも話そうって決めたんだし…。



…………。



でも…………


A「大丈夫です//

うつ伏せで寝てたからかな…私、目が腫れてますよね?!

すみません、心配かけて。 」



すると…ほっぺにキスが…。



(玉森)「無理しないでいいよ。」



A「す、すみません…でも、大丈夫ですから。

うん、はい…。

それよりも!着替えてメイクして…き…ま…」


そこまで言うと、玉森さんは私が掛けていたメガネを優しく外し…

唇にキス。



優しい瞳で見つめられる。



そして、もう一回キス。



その後も何度も甘いキスが降り注ぐ。



何度も立て続けにキスされるうちに…

だんだんと玉森さんの優しいキスが心地良くなってきた…。



その瞬間…


ぐぅって…甘くて深いキスが私の中に押し入ってきた。



これって…



しようって事だよね…?


で、でも…今日は…そんな気分になれないよ。


どうしよ…



お断りしてもいいのかな…

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設定タグ:玉森裕太 , 藤ヶ谷太輔 , キスマイ   
作品ジャンル:タレント
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作者名:ともこ | 作成日時:2017年10月12日 1時

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