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でも…
私は起こされて…
今、ソファーに普通に座って、玉森さん…またテレビ見始めた…。
どうしたら いいか分からないよ…。
私は自分の取った突拍子も無い行動の数々に恥ずかしくなって無言で寝室へ行った。
一人ベッドで横になると…もうどうしたらいいか分からなくて涙が零れた。
藤ヶ谷さんとは何とも無い。
大好きなのは玉森さんだけなのに。
なのに うまくいかない。
誤解なのに。
なんだか こうして玉森さん家のベッドで横になってる自分も図々しく思えて、帰りたくなった。
涙が止まらない…。
こんなに苦しいなら…私は 玉森さんのファンのままでいれば良かったのかも…と現実から逃げたくなる。
私は…恋愛下手。
なんか今日で分かった…
私は玉森さんの彼女として、玉森さんを喜ばすどころか、玉森さんを不快な思いにさせたり、悩ますダメ彼女だって…。
私さえ居なければ、今日の会だって楽しく終わってたはず。
みんなでワイワイして楽しかったはず。
それに…藤ヶ谷さんとも出会わずに済んでたのだから。
りかこちゃんや北山さんにも心配かけたし。
…………
私…
いつの間にか眠ってた。
隣を、見ると玉森さんがスヤスヤ寝てた。
時計を見ると…三時半。
雨の音がした。
最近、雨ばかり。
秋の長雨…。
夜中は冬みたいに寒い…
私は 1人…寝室を出て行った…。
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作者名:ともこ | 作成日時:2017年10月12日 1時