120 玉森side ページ15
思わず強い口調で出てしまった俺。
自分から質問しておいて怒っちゃうとか情けないなって分かってるんだけど、飲み会で寝ちゃう女の子…ハッキリ言って好きじゃ無いんだよね。
だって自分から持ち帰って下さいって言ってるようなもんじゃん。
Aちゃんは、そういうつもり無いかもだけど、それならスキあり過ぎだし!
(玉森)「んー………あんま心配かけないでね。」
A「ごめんなさい」
(玉森)「そんなんじゃ連れて行けないよ。」
A「はい…。えっ?どこへ?ですか?
い、いや、ごめんなさい。」
(玉森)「来週の金曜にメンバーで集まりがあってさ。
すごく久々に。
少し前まで結構開いてたんだけど最近みんな忙しくて俺も含めスケジュール合わないのね。
だから、今度 すげー久々にあんの。
みんなの予定が ようやく合う日ができてさ。」
A「もしかして…りかこちゃんが言ってた…件ですか?」
(玉森)「りかこちゃんって、キタミツの彼女の事?」
A「そうです。」
(玉森)「?」
A「実は、今日…りかこちゃんと二階堂さんに このチョコレートのお店で会いました。」
机の上のチョコレートを どうぞ。と差し出すAちゃん。
俺、状況掴めず。
でも二階堂は今日オフだったな…。
(玉森)「えっ?偶然?」
A「そうなんです…偶然。
で、二階堂さんが私の首をよ〜く見て観察してました!」
(玉森)「はぁ〜(笑)
観察って(笑)
あははは〜(笑)
って、ニカが?!」
A「そうです。」
(玉森)「マジかよー!!
よりによって二階堂かよぉー!
明日、絶対ネタにされんな。
明日、仕事で一緒だし。
あーでも自業自得かぁ…(笑)」
A「ふふふ。」
(玉森)「で、来るよね?」
A「……ん……。
ごめんなさい。
正直、自信無いです。
今日、りかこちゃんからも誘われたんですが…即答はできませんでした。」
(玉森)「自信…?
酔いつぶれるかもって事?!」
A「違いますよ//そんなんじゃありません。」
??
A「だから……」
いつに無く真剣な表情の彼女だった…。
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作者名:ともこ | 作成日時:2017年10月12日 1時