初彼〜キミがいる世界7

331「俺…言っちゃったの」玉森side ページ31

玉森side



(ひまり)「でも、もう要らないねっ！

全部〜過ぎちゃったスケジュールなんて、ゴミゴミ！」




グシャグシャっと丸めて、それもゴミ箱へ、、




……、、




…そんな ひまりの言動は、徐々に いつもの感じを取り戻しつつも、

完全に自暴自棄になっていて…、、




、、




／それでも、強がって… 何事も無かったかのように平然とフローリングに座りながらバラバラに散らばった口紅やグロスを手に取っては片付けていく…、、




……






(玉森)「…、、

ひまり…、あのさ…、、」




俺は、ひまりの座るすぐ後ろに腰を下ろした。






(玉森)「／実はさ…、、

Aが入院になった翌日にね、ガヤと仕事が一緒でね…、、

俺…、言っちゃったの。」






(ひまり)「…？」




そこまで言うと、ひまりは 俺の方を振り返り、しっかりと目を合わせてきた。








(玉森)「俺…、ガヤのこと、いっぱい責めちゃったんだよね、、。

／ひまりのせいで…、、とかも… いっぱい言っちゃったし、、

……、、

だから…、ガヤの当たりが強かったのは、、

俺が散々言っちゃったからっていうのもあって…、、。

、、。

／ごめん。」






(ひまり)「／！はぁーー！！」




そう叫ぶ ひまりは、イライラした気持ちが爆発して、大きな声となって出たって感じで、、






(玉森)「、、、」




……、、




俺は黙るしか無く、口を噤めば…






(ひまり)「あはは(笑)嘘だよ、嘘〜ww(笑)

そんなの何とも思って無いし〜。

私が悪いんだしさっ！」




そう… 大きな笑顔を浮かべる。






(ひまり)「また海外拠点に 向こうで やり直そうかなー！

私には、日本は合わないみたい〜！

あっ、日本人の彼氏も合わないかもー。」




どーにでもなれ、投げやりって感じが最高潮に達してるのが ひしひしと伝わってきて…




、、、

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