初彼〜キミがいる世界7

347「喜びの微笑み」宮田side ページ47

宮田side




(玉森)「俺は…、宮田と違って、車しか無いけど、、

／馬車より新車の方が乗り心地はいいから！

俺、自信あるし。」






(A、宮田)「？！、、、、」




天然w？！って感じの会話の数々だけど、

真顔で一生懸命に話す玉に、

Aちゃんも俺も、、笑いというより目が点になった、、。




、、、




だけど、

それは一瞬の事で、すぐに目配せし、玉に微笑んだ。




なぜなら、玉の口振りで、Aちゃんと俺は今…、同じ事に勘付いてたから。






(A、宮田)「／／…」






(玉森)「は？何が可笑しいんだよ？！、、

／ってか、バカにしてるだろう！

／俺は、車の方がイイ！って事を語ってるんだよ！」




ムキになる玉に、

Aちゃんが そっと…






A「ゆうたくん、忙しい中、私の為に ごめんね。

／／お迎え ありがとう。」




Aちゃんは、すごく優しい瞳で…






A「ゆうたくん、昨日 お見舞いにも来てくれてたんだね！

気づけなくて、ごめんね。

すごく嬉しいよ／／…

／／ありがとうね／／…」






(玉森)「／／／」



それを言う Aちゃんは、玉の会話から全てを見抜いたって感じで、喜びを頬に浮かべる。




……、、




やっぱり、そうなんだ…。




やっぱり、玉は…、

昨日 お見舞いに来てたんだっ…、、




一度も顔を出さなかった訳じゃ無かったんだ、、。




……、、




……






(玉森)「／／！！

／きっ、昨日、、？！、、

昨日は…、、俺は お見舞いになんて、、

会いになんて、、行って無いし。

それを言うなら、暇人な宮田が行ってたんだろう？！」




照れ隠しで、それでも未だ強がる玉だけど、その様子は、いかにもで…、、






(宮田)「俺が、昨日、お見舞いに行ってたって事…、

玉… 知ってるんだね。

って、ことは… やっぱり、玉も来てたんだよねっ。…Aちゃんの所に。

でも、病室に顔を出さなかったのは、

俺が先に居たから、、

、、嫉妬…」






(玉森)「／／な わけねーし、、。

何で俺がっ、宮田なんかにっ！

／／嫉妬なんてしてないからな／／、、」






A「／／ふふふ(笑)

新しい車も、ゆうたくんの気持ちも嬉しいなぁ／／…

ありがとう♡」






(玉森)「／／／」




……



そんな俺たち三人は、また徐々に いつもの笑顔が戻ってきて…


／／…

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