32「�狄鍬疊詭�基地」宮田side ページ32
宮田side
(宮田)「こんなに高かったっけ？！
結構怖いんだけど／、、」
あの頃は、怖いもの知らずだったのか…、
それとも大人になって感覚が変わったのか…、、。
意外にも高さがある事を知り…。
………
(華)「今日から、ここが私達の秘密基地ねっ！！
�狄鍬疊詭�基地っ！！」
(宮田)「あはははは(笑)いいね〜！！
じゃ〜今度 お菓子持って来なくちゃねっ！」
当時、秘密基地へ行く時は、お互いの家からお菓子を持って集合！
それで基地の中で食べるんだっ。
(華)「みや、カステラが喉に詰まっちゃった事あったよね(爆笑)？！」
(宮田)「あはははは〜(笑)
あったね〜あった！！(笑)」
俺、水筒忘れちゃってさー、
喉がカラカラなのにカステラなんて食べたから詰まっちゃってさ〜、
めっちゃ苦しくなって(笑)
いや〜懐かしい〜
(宮田)「俺、今度こそ、ここでカステラ食べるわっ(笑)
T h a カステラ リベンジの巻(爆笑)
あはははは〜」
(華)「あはははは〜」
……
…笑い声も思い出話しも尽きないままに手元の時計に目を落とせば、もういい時間…。
(宮田)「華〜、そろそろ送るよっ！」
女の子の一人暮らし。
もう送らないとっ！
…
(華)「ヤダ。」
ぷいっと口を尖らす華。
�猗詭�基地から未だ出たくないー！�瓩辰董▲瀬世鬟灰融呂瓩覯擇� あの頃のままで。
(宮田)「でもさっ、もう夜遅いしさ…、風も冷たくなってきたしさっ。
俺、先に降りて、手 貸すから、それなら降りれるかな？
あっ！それとも 滑り台から昔みたくシューって降りる？」
(華)「……」
何も返事をせず、俺から背を向け そっぽを向く華に、俺は先に下に降り、華のいる方へ回った。
(華)「華〜ちゃんっ！帰ろ〜う！」
あの頃のままに手を伸ばせば…
(華)「みや……」
そこには さっきまでのポニーテールの華はいなく…
(華)「昨日…話してくれた事……、本気…？」
身長も伸び、
髪を短く切った すっかり大人になった華がいた…。
……
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作者名：ともこ
| 作成日時：2020年6月9日 11時
