3「出会い」宮田side ページ3
宮田side
「初彼１」より
…………
キミとの出会いは…
(宮田)「おっ！かわいいじゃん〜！！
玉の好きそうな感じの子じゃん！」
俺達が、ロケで訪れていた現場にキミは観に来ていて。
…………
……
これは、後から聞いた話しだけど、使わせてもらったロケ店から、キミの勤め先がすぐ近くで、ランチ時ともあって、たまたま あのロケ現場に遭遇したって言ってたよね。
………………
(二階堂)「あの子、すっごい一生懸命なんだけど。
玉森から目 離さなかったね。
一点集中みたいな。」
……
キミが、玉担だってことは すぐに分かった。
目線は玉に釘付けで…、
玉のことしか追って無くて… 。
……
そんな玉も満更じゃ無く…
間違いなく、好みの雰囲気の子だった。
髪が長くて…、
可愛くて。
……
そして、俺達がロケバスに乗り込んだ尚も見つめ続ける キミの その瞳は…
日々の忙しさで忘れかけていたものを ふと思い起こしてくれるような……
真っ直ぐな眼差しで…
…
外見だけじゃない、心までもがキレイな…
キミは美しい人。
……………
………
……
あの時のキミが…
未来で、玉の彼女になるんだ。
……
そして、
キミは玉と結婚するんだ…。
……
…… うん、そう……
Aちゃん、キミだよ！！
…………
……
これが、僕の永遠の片思いの始まり。
…
よりによって…、、
親友の玉の彼女を好きになっちゃうなんてさ……。
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作者名：ともこ
| 作成日時：2020年6月9日 11時
