初彼〜キミがいる世界6

271「キスしたくなってきちゃった」玉森side ページ21

玉森side



A「ゆうたくん…、、

さっき…、ごめんね。」






(玉森)「ん？」






A「私の体調のことで、みんなから聞かれた時さ…、、

ああいう時、返答に、、困っちゃうよね…、、

ごめんね。」




テントの中…




時折入る秋の風が気持ちよく…




ソファーに ゆったりと寄りかかり、

二人横並びに座った。




……






(玉森)「俺は別に何も困らないよ。

気にしないでね。

Aの気持ちが一番だからさ。」




うん、そう… Aちゃんの気持ちが一番大切で。




Aちゃんが、みんなに言ってもいいかな…って、思う時が来たら教えてね。




俺から、伝えるからさっ。




何も心配しないでいいよ。






(玉森)「／それよりもさっ／、、

A…、

ひまりと…、、大丈夫？？」






A「、、べ、べつに、大丈夫だよ、、」






(玉森)「ふふふ。本当に〜？？」




分かりやす〜い焦りように、

座ってたソファーから背を起こし、

顔を覗き込めば…






A「／／なにが？！、、／／

／／なんで？！、、／／

／／何にも無いよ／、、」




慌てて顔を背ける。




そんな Aちゃんの顔に優しく両手を添え…




逃がさないよって、こちらを向かせ、

手は そのままに、目と目を合わせれば…






A「／／やだっ…離してっ、／／」






(玉森)「無理。

キスしたくなってきちゃった。」







A「／／何 言ってるの／／

／／みんなに見られちゃうよ、、／／」






(玉森)「うん、見られててもいいよ。

Aから、その ひまりとの話しが聞ければ。」






A「／／／」




……

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