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111「炒飯」玉森side ページ11

玉森side




すると、ひまりがキッチンから お皿を片手に ソファーに座る俺の方へやってきて…






(ひまり)「食事まだでしょ?

一緒に食べよっ!」




そう目の前のテーブルに差し出されたのは…、

炒飯//




俺の大好物だしっ//




/あっ…、でも…、

ひまりと食事しても仕方ないから

やっぱり帰ろう〜っと。






(ひまり)「まぁまぁ〜、 一口食べてみてよっ!」




帰らせまいとソファーから立ち上がる俺の腕を強引に引っ張り座らせられたかと思えば、スプーンを握らせられ…、、、




/仕方なく言われるがままに口へ運べば…






(ひまり)「どう〜?!」




俺の顔を覗き込む ひまり。




……、、




これって…、、、




、、、






(ひまり)「あぁ〜分かった〜?!」




イタズラな顔で ニンマリ…






(玉森)「えっ??A??」




この思わぬ展開に目が点になれば…






(ひまり)「あはははは〜(笑)

正解〜!!

Aちゃんって、本当っイイ子だよねー!

泊めてくれた御礼〜とか言っちゃって、朝から この部屋も こ〜んなに片付けてくれて、

冷蔵庫なんて すっからかん〜なのに、ある物で頑張ります!とか言っちゃって、

こんな美味しい炒飯まで作ってくれてさー!

本当 天才〜!

裕太、Aちゃんと結婚して良かったねー!!」




……、、




A…、、、




、、、、、




………




それを聞いた途端、Aちゃんの顔が目に浮かんで…




寂しさが突風のように襲い…




唇を噛み締めると…






(ひまり)「大丈夫だよっ!

夏休みは一週間なんだし、Aちゃん、仕事があるんだから 裕太のことが どんなに大嫌いでも戻ってくるよっ!」






(玉森)「は?!w

それ、慰めになって無いしww」






(ひまり)「あははは〜(笑)まぁ〜いいじゃん!

これ食べて元気出してよっ!

うん、元気パワーチャージだよっ!」




そう大きく笑って言ってくれる ひまりは…




言葉の所々にトゲはあるものの、、




それは、ひまりなりの優しさで…




励ましてくれてて…

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ともこ(プロフ) - ちゃんたまさん» こちらこそ いつも ありがとうございます。ご感想を頂けて本当に嬉しいです。次巻も どうぞ よろしくお願い致します。ありがとうございました。 (2019年9月24日 21時) (レス) id: e83256af04 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんたま(プロフ) - 更新ありがとうございます!早く仲直りできることを祈ってます! (2019年9月22日 1時) (レス) id: 97dc92da5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ともこ | 作成日時:2019年8月31日 23時

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