108 寸止めのリセット ページ8
(藤ヶ谷)「しないよ。」
A「えっ…。」
………………………………
私は、藤ヶ谷さんに抱きしめられ…
ベッドの上。
(藤ヶ谷)「したかった？」
A「…。」
その質問に、ただただ目を見つめる事しかできず、言葉なんて見当たらなかった。
どう考えても、このまま…私達2人は官能的な欲望へと足を踏み入れる事になると思っていたから。
そう固まり続ける私の耳元に甘く囁く…
(藤ヶ谷)「続きは、大阪から戻ってきたらね。」
A「／／／」
最早、焦らされているのか試されているのか分からなくなっていた自分がいた。
そう… ただただ… 顔を赤くする事しかできない私に…
(藤ヶ谷)「それまで待てる？」
今度は目と目を合わせ、至近距離で甘く囁いてくる。
A「……／／」
だけど何も返せない私／／
そんな私に 藤ヶ谷さんは優しく微笑むと…
(藤ヶ谷)「よし、飲もうー！」
突然 雰囲気をガラリと変え、固まる私をベッドから起こし、乱れた髪を優しく手で梳かすように整えてくれた。
普通なら このまま突入するであろう、そうなってもおかしくない雰囲気を一変させるかのように。
もうドキドキが止まらなかった／…
そんな 藤ヶ谷さんは、もしかしたら気づいていたのかもしれない。
私が、この頂いた告白に��No�瓩鮓世そ个垢里任鰐気い�と。
その��No�瓩鮓世錣擦覆ぐ戮砲癲�
一度リセットをかけたようにも思えた。
…………………………
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年2月12日 23時
