137 全部知ってる ページ37
えっ…
、、
えっ…
、
裕太…、
全部全部…、
知ってるの…、、
……
…
一瞬、時間が止まったように絶句した。
……
でも、それからすぐに…
A「／えっ、あっ、／
あのねっ、その事なんだけどね…」
…
私は、相変わらずバカだ…。
藤ヶ谷さん大丈夫かな？なんて、ミカさんとの恋の行く末を心配するよりも、
まずは自分をどうにかしたら？って…感じで、、
私だって、、裕太とピンチだっていうのに、、
……
そう思えば思うほどに、焦りが込み上げてきて、今の私は きっと黒目がうろうろ動いているに違い無く。
それは、先日撮影で一緒になった被写体を絞り切れない下手なカメラマンと同じで、私の視線は、裕太との間を泳ぎ続ける。
…
(玉森)「もういいよ。
ガヤの所に泊まった件とか、、
うん、全部 聞いたから…。」
…
あぁ… 遅かったんだ…、、
自分の口から言おうって…、思ってたのに…、
そう思って、ここまで来たのに…、、
……
頭の中身が、ズドンと音を立てて、ごっそりと抜け落ちたような感覚がした。
A「ごめんね、ごめんなさい。」
もう謝るしかできなくて、
ひたすら頭を下げた。
(玉森)「うん、もう〜 謝らないで いいよ。
繋ぎ止めておけなかった俺が悪いし…。
それに…、
付き合う時、俺……、Aに 無理矢理�犢イ��瓩辰童世錣擦舛磴辰心兇發△辰燭掘�
だから、俺に気持ちが向いてくれて無かったのは仕方ないのかなって…。
…、、」
…、、
そんな…
…、
それって…
別れの台詞じゃん…
、、
…、、
私達 本当に…
このまま終わるの……
……、、
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年2月12日 23時
