120 突然の激白II 玉森side ページ20
(藤ヶ谷)「昨日、Aちゃんに気持ち、伝えたんだ。」
(玉森)「えっ?」
(藤ヶ谷)「あぁーでも、タマ!
何も心配する事無いからさ!
朝まで一緒だったけど何も手は出して無いし!
ってか当然か/!」
そう自分でツッコミまで入れてしまうガヤは上機嫌で。
そんなガヤに対し、俺は頭の中が真っ白になった。
朝まで一緒だった…って、どーいう事だよ!?
手は出して無いって…。
(藤ヶ谷)「タマは、Aちゃんと高校の同級生だし、その心配する気持ち?!すげー分かるんだけど、今は未だ気持ち伝えたってだけで、返事もらって無いしさ、だからまだ友達だからさ!
安心してよ。」
(玉森)「…心配って/」
(藤ヶ谷)「いや〜タマの顔に心配って描いてあるような顔してるからさ!」
(玉森)「あっ…、うん。
そっか、、」
何も言えない自分がいた。
状況が全く掴めないから何も言えないというのが真っ先だけど
それよりも…
何よりも…
Aと付き合ってるのは、この俺だ。
そう喉まで出かかっては、それを圧し殺すかのごとく、静かに飲み込んだ。
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作者名:ともこ | 作成日時:2018年2月12日 23時