snow 2

93 玉森side ページ43

そんなAを見つめると…

涙目？！



(玉森)「えっ？！A…泣いてる？」




A「だって…。。。。だって。。。。」




(玉森)「うんうん、どうした？！」




A「今みたくなったの初めてで…。。。

私…大丈夫だったかな…。

びっくりしちゃって。。。」




(玉森)「えっ？！初めて？……う、うん。大丈夫だよ。大丈夫。」




……………………

逝くの初めてって…嬉しいけど、今まで どんな感じだったのか逆に聞きたいというか…／

相手に きちんと思ってもらって、抱いてもらって無かったのかなって…。

5年前の恋…奥さんがいたって言ってたから、男の独りよがり的な？！

………。


そんな過去よりも、これからは俺が たくさん大事にしてあげたいなって…思えた。

やっぱ初めては嬉しいし／／

……………………


まだ余韻が消えぬ中 …顔を赤らめながら…



A「／ごめんね／慣れて無くて／／

でもさっき裕太が手を握ってくれて嬉しかったよ／／

ありがとう／／／」




(玉森)「／／／」




A「さっき…自分が自分じゃ無いみたいでドキドキしちゃって…／／

でも…／／裕太が手を握って そばにいてくれて嬉しかった／／

／／今も…気持ちいいよ／／」





俺を見つめて話してくれるA。

素直なAは本当かわいい／／

……………………


(玉森)「A…。」





A「うん…」




Aと一つになろうとした時…




A「あのね…裕太／／」




(玉森)「ん？なに？」




A「／／私ね、実は…／／その…、あの…久々で／／」




(玉森)「うん。」




A「／／それが…5年ぶりで…／／

だから学生以来で／／」




(玉森)「うん。」




A「…だから裕太に迷惑かけちゃうかも…みたいな、、、、／／／」




(玉森)「そんな事 言わなくていいよ。」




A「ヒイタ…？」




(玉森)「全然。」




A「……／／」




(玉森)「Aは 何もしなくて平気だから。

でも痛い時は ちゃんと言ってくれる？」




A「うん／／」



……………………

Aと ようやく一つになれた。


……でも時折 痛いみたいで歪む表情を浮かべるA。


無理してるなーって、バレバレだし！




(玉森)「まだ痛い…？」

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