snow 2

90 玉森side ページ40

それは…

ガヤとは こういう関係無かったぽいな…って事。

千賀の話しからもAの話しからも、ガヤとは ちょくちょく会ってたような言い回しだった。



だから、当然…こういう関係も…



いや、この先も…



何度も重ねてるんだって思ってた。



だから こういうこと…慣れてるのかな？って…勝手に思ったりもしてた。



………。



けど…この慣れて無い感じ。




……………………



俺は1人…心の中で安堵し、嬉しくなった。




でも、すぐに ふと思う。

ガヤがAを簡単に抱かなかったのは、それほどAを大事にしてるからだって。

それほどAに惚れてるからだって。




………………

だけど、俺は…ガヤとは違って、Aと付き合ってる。

だから誰にも遠慮せずに、後ろめたさも無く、愛情いっぱいにAを思いっきり抱ける。

…………………



A…

ガヤの事も、5年前の恋も…

全部忘れていいよ。

俺が、Aのツライ事、全部、全部 塗り替えてあげる。

…………………



A「…裕太…？」




(玉森)「ん？！」




A「…私…、今…ダメだった／／？

違ってた？かな…／／

上手くできなくて ごめんね／／」




(玉森)「そんな事 無いよっ！」




A「…もしかして…、ヒイタ？」




(玉森)「ううん／全然。」




A「…あのね、私…／」




(玉森)「大丈夫だよ。

もっとしよ。」




A「／／／」




何度もAに口付けては深いキスを重ねてた。

今まで溜め込んでいたAへの自分の思いが溢れ出すように…




…………………

いつしか とろんとするA。



実は、はじめは…そんな気は無かった。

今日はキスだけで止めようって思ってた。




だけど…

止まらなくなってきちゃったよ／／




Aの首筋…デコルテ…とキスを徐々に落としていき…

背中に手を回しワンピースのチャックを下ろして上半身をゆっくり剥うと…


A「／／ヤダ／／絶対 無理／／！！」

(玉森)「？！」

……………………

なんか恥ずかしいを通り越して拒絶に近い雰囲気あるんですけどー！／

どういう事？！

……………………


A「／／ヤダヤダ／／無理無理／／

絶対 見られたく無いーー！！／／」




(玉森)「？！」




A「／／ヤダったらヤダーー！／／」




(玉森)「？！えっ／／何で？！」

91 玉森side→←89 玉森side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す