snow 2

77 玉森side ページ27

玉森side

さくらんぼの美味しい季節。

楽屋に差し入れがあった。

食べながらAにメール。

…………………

(玉森)〈今日、end何時？〉

A〈19時ぐらいかな。〉

(玉森)〈飯行くよ！〉

A〈？〉

(玉森)〈オシャレしてきて！〉

A〈分かった(笑)〉



…………………………

後、数日でライブツアーがスタートする。

今年は大阪から。

楽しみだなー！

って、その前に…！！

Aを飯に誘い出した。

…………………………






…………………………







ーAのマンション前ー


(玉森)「もしもし〜A？！もう降りて来れる？」




A「私、エントランスに もういるよ！」




(玉森)「目の前のタクシー！来て！」




A「分かった〜！」



…………………………

A「お疲れ様！」


タクシーのドアが開き、乗り込んできた久々のAは、すごく可愛かった／／

きれいめで、エレガントな印象のノースリーブワンピース姿。

好みのファッションだったのもあり、ドキドキが／／




(玉森)「おつかれ。ってか、寒くない？

大丈夫？」




A「ストールあるから平気だよー！

最近 暑くなってきたよね！

まだ6月中旬なのに。

夏が思いやられるー！！」




(玉森)「そうだね。」





A「あのね、裕太がオシャレしてきてって言うから どの洋服にするか悩んじゃったー！

でね、このワンピースにしたのー！

どうかな？」




(玉森)「いいじゃん。」


…………………

Aはルンルンでワンピースを俺に見せてくる。

…………………





A「これね、見て見て！

後ろネック部分のVネックデザインでしょ、高い位置で切り替えられたウエストでしょ〜

もうねぇ〜こだわりのディテールがたくさん詰まってるんだよ！」




(玉森)「A、洋服 好きだねー！」




A「一応、こう見えても着るのが私の仕事なのでっ(笑)」




(玉森)「あははは(笑)まぁ〜そうだね(笑)」




A「でさ、オシャレしてきてって言うからしてきたけど、そんな素敵な所で ご飯食べるの？！」




(玉森)「着いてからのお楽しみね！」



…………………

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