69 玉森side ページ19
(玉森)「…ごめん、A…。
俺、言い過ぎだね。
うん、ごめん。」
すると、泣きながら ゆっくり話すA。
A「いいよ…裕太の言う通りだから。
昨夜 藤ヶ谷さんのお宅に誘われた時に、私がハッキリとお断りしなかったのがいけないんだから。
後悔したって自業自得って言いたいんだよね?
裕太は。
分かってるよ、私も。」
(玉森)「…。」
A「…ねぇ…、裕太…、5年前の私の情けない話し、全部知ってそうだね。
もしかして千賀君から?」
(玉森)「…/」
A「別に千賀君を責めるつもりも無いから、その事…聞いたなら聞いたでいいの。
でも、もう言わないで。
私の前で……、絶対に。
5年前の事と今の状況が重なって見えてる事は自分でも分かってるから。
奥さんなのか彼女さんなのか…ただ、それだけの違いなだけだって事も。
…………。」
(玉森)「………。」
A「私…藤ヶ谷さんにね、また今度一緒に お食事に行こうって誘われたの。
それは社交辞令かもしれないし、本気で言ってくれてるのかは分からないけど、もし…それが本気で、お食事に誘われる機会がまたあったら、今度こそ、きちんとお断りしようと思ってる。
昨夜、藤ヶ谷さんとミカさんが いつも寝ているベッドに私が足を踏み入れてみて…こんなの誰も幸せになれないって、本当よく分かったから。
だから、私…きちんと分かってるから…。」
(玉森)「……。」
………………………
泣きながら…鼻をすすって話すAだけど、どこか芯の強さみたいなものを感じずにはいられなかった。
これ以上…触れないでっていう思い。
もう分かったから…っていう、だいぶ傷ついてる感じ。
………………………
(玉森)「ごめん、A//」
A「もういいよ。謝らないで。
私が悪いんだから。
…………。
あっ、カフェラテ…冷めちゃうよ!
飲んでね!」
………………………
そう言うとAはコートをハンガーに掛け、ソファーに転がっていたワンピースを手に取り俺のいるソファーから去って行った。
そんなAは、一生懸命、気持ちを切り替えようとしているのが伝わってくる。
………………………
でも…
このままじゃ…//
………………………
(玉森)「A//!!」
ソファーから去って行くAの後ろから腕を掴んで引き止めた。
A「//えっ?!なに?!//」
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ともこ(プロフ) - さやさん» commuまでメッセージをくださいますと幸いです。commuにてパスワードをご希望の方々にお伝えしております。申し訳ございませんがよろしくお願い致します。 (2019年8月5日 21時) (レス) id: c16a504c4b (このIDを非表示/違反報告)
ともこ(プロフ) - さやさん» お返事が遅くなり申し訳ございません。すごく…今さら…になってしまい大変恐縮なのですが、snow 3のパスワードの件でご連絡です。こちらの感想コーナーでパスワードを公開してしまいますと全体に公開となってしまいますので、もし可能でしたら… (2019年8月5日 21時) (レス) id: c16a504c4b (このIDを非表示/違反報告)
ともこ(プロフ) - りささん» commuまでメッセージをくださいますと幸いです。commuにてパスワードをご希望の方々にお伝えしております。申し訳ございませんがよろしくお願い致します。 (2019年8月5日 21時) (レス) id: c16a504c4b (このIDを非表示/違反報告)
ともこ(プロフ) - りささん» お返事が遅くなり申し訳ございません。すごく…今さら…になってしまい大変恐縮なのですが、snow 3のパスワードの件でご連絡です。こちらの感想コーナーでパスワードを公開してしまいますと全体に公開となってしまいますので、もし可能でしたら… (2019年8月5日 21時) (レス) id: c16a504c4b (このIDを非表示/違反報告)
さや - りささん» Snow3のパスワードが知りたいです (2019年7月30日 23時) (レス) id: 50720dc2cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ともこ | 作成日時:2018年1月11日 0時