snow 2

66 玉森side ページ16

(玉森)「おじゃましまーす！！」




A「部屋…片付いて無いんだけど…。

片付ける時間無くて。

……いい？！」




(玉森)「うん、気にしない。」



……………………

Aの部屋、初めて。

この前はドアの前までだったから。

ってか、この部屋の雰囲気、インテリアの感じとか好きかも。俺好み。

……………………

A「今、飲み物 淹れるね。

よかったらソファーどうぞ。」



そう言うとAはキッチンへ。



ふと、目に付いた鞄。

床に投げ捨てられてる感じに…やりっ放しというか…放置されてた。

コートも…洋服も…ソファーに 置きっ放しに…くたっと。




……………………



もしかして…？


……………………



A「おまたせ。

このカフェラテ、美味しいんだよ！

友達から海外ロケのお土産でもらったんだー！」



そう言うとAもソファーに座って、カフェラテを飲み始めた。




(玉森)「ねぇ、A…もしかして今 帰ってきたの？」




A「ぶー／／」

飲んでたカフェラテを吹き出すA。

慌ててティッシュで拭いている。



(玉森)「図星？正解？」




A「／えっ／あぁ…うん、そんな感じ…かな／／／」




(玉森)「昨日、飲みって言ってたよね？

メールで。」




A「／／そうそう／／」




(玉森)「じゃ、飲みで朝帰り？って事？

昨日 泊まりって事？」




A「／／／／うん…、まぁ…そう…なる…かな／／」




(玉森)「ふ〜ん。男？」




A「／／｀｀｀｀｀／／／」

今度は咽せて咳込むA。




A「／／ちょっと やめてよ／！その言い方／／」




(玉森)「やっぱ男なんだ？

分かりやすっ！！」




A「／／もう！からかわないで／／！」




(玉森)「彼氏できたの？」




A「できません！！」




(玉森)「でも泊まりで飲んで、その男と一晩中一緒にいたんでしょ？」




A「／／もぉー、そういう言い方やめてっ／／！

ちょっと飲み過ぎちゃっただけ／／」




(玉森)「したの？」




A「／／／してません！」




(玉森)「へぇ〜」




A「なにその言い方！！」




(玉森)「飲み過ぎて帰れなくなったら男の家にお泊まりするのAの中で定番コースなの？

そういうの普通にできちゃうんだね。」

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