初彼

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玉森side


A「…………／／／」


(玉森)「さぁ〜風呂 入って来よー！」

A「え、え…と。今…／／／…。」

(玉森)「俺、1回しか言わないよ〜！でも、後で返事聞かせてね〜！」


抱きしめていた彼女を離し、さらりと その場を去った俺。

1回しか言わないとか、また意地悪しちゃったな。

でも、伝わったかな…。俺の気持ち。

なんだか緊張してきた…。



彼女が入った後の湯船…

彼女が使ったシャワー…

彼女が使った石鹸の香り…

いつもと変わらない自分の家の風呂場なのに、 妙に興奮する俺は、大丈夫か…。

これから出る彼女の返事が、オーケーでもダメでも きちんと受け入れられるかな…。




こんなに悩むなら、さっきもっと強く抱きしめて、1回しか言わないなんて意地悪せずに、大好きだって何回も言えばよかったのかもしれない…。


こんなに緊張している俺…久々だわ。

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