初彼（続編） 8

396「朝まで抱いて」ひまりside ページ46

ーホテル部屋ー



(ひまり)「裕太〜♪」




部屋に入ってすぐに後ろから抱きついちゃった♡




…あれ？珍ずらしく振り払わない。





(玉森)「ねぇ、ひまり〜、こっち来て。」




ベッドの方へ誘われる。





(ひまり)「えっ？！…う、うん…。

って、今日どうしたの？

珍しく嫌がらないんだね。」





(玉森)「…ねぇ、ひまり、今から どうして欲しい？」





(ひまり)「は？

どうして欲しいって？」




…ベッドで、どうして欲しい？って…、そういう事を言わせたいって事？





(玉森)「何でも言っていいよ。」




？？？




今日…どういうモードなの？ これって…。





(ひまり)「じゃー、ひまりのこと、朝まで抱いてっ♡」




思い切って、ある意味 開き直って冗談半分で言ってみた。




すると、優しい声で、真剣な目で見つめられる。





(玉森)「いいよ。」







(ひまり)「えっ？！本気で？」




なんか焦るけど／／






(玉森)「自分で言ったんじゃん。

イヤなの？」





(ひまり)「そんな事無いよ／

ひまりは、いつだって裕太に抱いて欲しいよ♡

だって、ひまりは裕太を大好きだもん！」





(玉森)「そっか。じゃー、しよっか。」




きゃー／／もしかして、あの写真の事でマネージャーにキツ〜イお説教を食らって、Aちゃんと別れさせられて、それで、ようやくーー！！




とうとうーー！！




私の元へ裕太、キテくれたんだー！！




裕太、目が覚めたんだね♡




嬉しいー！！




どうしよー！！





(ひまり)「／／きゃっ♡／／」




ドキドキしていたら、裕太にベッドに押し倒される。




そんなベッドでも見つめ合う。





(ひまり)「Aちゃんと色々あったけど、ひまりの所に戻ってきてくれたんだね／／」





(玉森)「色々って？」





(ひまり)「だから〜隠さなくていいよ！

マネージャーから キツ〜イお説教されて別れさせられちゃったんでしょ？」





(玉森)「キツイお説教？」





(ひまり)「だから〜！あの写真の事！」





(玉森)「写真って…？」




そう言うと裕太は優しく私の頭を撫でる。




裕太の顔、私の顔の真上／／




見つめちゃヤダー／／／




でも早く、キス、ちょうだい♡／／

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