391「一人になると想う事」 ページ41
なのに、何事も無く無事に帰ろう!なんて考える私は、藤ヶ谷さんの優しさを踏み捻っている事と同じ事で…。
そもそも、何事も起こるわけが無いのに。
私は、藤ヶ谷さんを信頼しているから。
恩を仇で返すような…そんな気持ちさえもしてきて、お泊りという藤ヶ谷さんからの提案を ありがたい厚意として受け止める事に私は気持ちを完全に切り替えて、甘える事にした。
………………………………
(藤ヶ谷)「着替えよっか!」
A「着替え…?」
(藤ヶ谷)「あっ、シャワー浴びる?」
A「///シャ、シャワーですか、、、?!」
(藤ヶ谷)「でも、頭、クラクラするよね?
明日の朝にシャワーはして、ひとまず着替えよっか?
どう??」
A「//いや、でも…。
着替えは…、このままで大丈夫です//」
(藤ヶ谷)「あはは(笑)遠慮しないでいいよ。」
お断りしたものの、近くのクローゼットから着替えを持って来てくれる藤ヶ谷さん。
(藤ヶ谷)「どっちがいい?
Tシャツと、俺のでよければパジャマ。」
どっちも恐縮だな…。
でも、どっちか選ばないと…だよね、この雰囲気。
A「…じゃ、Tシャツで//」
さすがにパジャマは…借りれないよ//
(藤ヶ谷)「じゃ、俺、リビングに行ってるね。」
…………………………
私の着替えの間、部屋を後にした藤ヶ谷さん。
一人になると途端に玉森さんのことを想ってしまう。
………。
…けど、玉森さんを想うと、同時に ひまりさんを想ってしまう。
玉森さん=ひまりさん
と、頭の中で自然にイコールになってしまう自分がいる。
今頃、玉森さんは名古屋で…ひまりさんと一緒…。
あの写真を撮影して、この騒動を起こしたのは ひまりさん独りの暴走行為だって、藤ヶ谷さんを通して私は分かったけど、玉森さんは未だ何も知らない…。
玉森さん…今頃どうしてるかな。
ひまりさんが騒動の根源だって何も知らずに、いつものように2人じゃれ合って楽しく過ごしてるのかな…?
ひまりさんは、玉森さんのことが大好き…
私と別れて欲しいって心から願ってる。
いつか…きちんと ひまりさんとお話しをしないと、今回のような泥試合…永遠に続く。
内容のひどい試合…
相手の非難や欠点の言い合いに終始する諍い。
こんな事 続けてても…
ーー誰も幸せになれない…。ーー
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ちゃんたま(プロフ) - 更新ありがとうございます!玉ちゃんしっかりして〜 (2018年6月10日 0時) (レス) id: 97dc92da5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ともこ | 作成日時:2018年5月28日 1時