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384「抱き寄せる愛」藤ヶ谷side ページ34

藤ヶ谷side



気持ちばかりが前へ前へと突き動いていて、身体が付いていっていない…そんな様子のAちゃんが心配になり、彼女の肩を抱きながら…





(藤ヶ谷)「…Aちゃん、大丈夫?

…立てる?」




そう聞くと…





A「…ご、…ごめんなさい、、立て無い…。かも…、、。」





(藤ヶ谷)「だよね。

やっぱり…。

さっきから ずっと身体…震えてるもんね。

大丈夫かな…って、さっきから気になってた。

…もう少し、こうしてよっか…」





A「うん…。ごめんなさい。」




Aちゃんの肩を抱きながら、自分の方へ抱き寄せる。




泣き過ぎて衰弱ぎみなAちゃん。




今日は、こうして抱き寄せても無抵抗のまま俺を頼ってくる。





(藤ヶ谷)「本当ぐったりだね。

…気分は悪くない?」





A「うん…大丈夫です。」




ぐったりしたまま 俺に完全に寄りかかる態勢のAちゃん。




力が抜け切っていて、放心状態に近い…。





(藤ヶ谷)「少し横になる?

座ってる姿勢よりも横になった方がラクじゃないかな?」





A「うん…それが…、、少し頭を動かすだけでも今…クラクラしてて。

なので、このままでもいいですか…?

…と、言っても…そんなの私の勝手な都合で…藤ヶ谷さんがツライですよね…この態勢。

…ごめんなさい。」




そう言うと、自分で少し上体を起こそうとするAちゃん。




でも、俺は そんな彼女を再び抱き寄せた。





(藤ヶ谷)「俺は全く構わないよ。

大丈夫、気にしないで。

…もしかしたら、頭がクラクラするのは、泣き過ぎて酸欠状態なのかもよ。

俺が横にさせてあげるよ。

Aちゃんは、このまま俺に身体を預けてて。」





A「…うん…すみません。」




Aちゃんを両手で抱きしめながら、ゆっくりソファーに倒すように横にした。





(藤ヶ谷)「ブラース、ボタン…苦しくない?

1つ外そうか?

締め付けとか無い方がラクだもんね。」





A「…うん、確かに…」




そう言うと、自分で外そうとボタンに手を掛けるAちゃん。





(藤ヶ谷)「大丈夫だよ。

俺が外してあげるから。」

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設定タグ:玉森裕太 , Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:タレント
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ちゃんたま(プロフ) - 更新ありがとうございます!玉ちゃんしっかりして〜 (2018年6月10日 0時) (レス) id: 97dc92da5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ともこ | 作成日時:2018年5月28日 1時

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