352「何が起きてるんだ？」藤ヶ谷side ページ2
藤ヶ谷side
(藤ヶ谷)「えっ…骨折…。」
そんな驚愕の事実を知ったのは俺がAちゃんに あの公園で告白をした翌日の事だった。
仕事で７人一緒で、雑誌の取材を受けていた。
今回は宮田のロングインタビューという事で、俺を含む6人は自分の番が回ってくるまでの待ち時間を、楽屋で思い思いに過ごしていた。
(玉森)「ガヤ〜、昨日〜ありがとうね。
Aが、ごちそうさまでしたって、伝えておいて！って言ってて喜んでたよ。」
(藤ヶ谷)「あっ、うん。」
本を読んでた俺に突然振られた話題。
Aちゃんのこと。
この感じだと、俺がAちゃんに気持ちを伝えた事、玉は知らないのかな？
Aちゃんは玉に、俺のこと話して無いのかな？
それとも玉は全て知ってて、この余裕の態度？
どこまで知ってて…知らないのか。
真相が見えず、この場で余計な荒波を立てるのもどうかと思い、ひとまず俺は平静を貫いた。
すると…
(玉森)「昨日さ、Aと 食べたお店でバイバイ？
みたいな？」
いきなり唐突な質問が降ってくる。
まるで、単語と単語をくっつけただけのような聞き方で。
(藤ヶ谷)「ん？」
これには答えようが無く、聞き返すかのような返答の俺に、玉の口からハッキリと…
(玉森)「現地解散？」
えっ？…それって…どういう意味なんだ？
�狄�べたお店でバイバイ？�瓩辰董�
�犖獣浪鮖境瓩辰董帖�
あぁー、つまり、昨夜 会食してからのAちゃんとの その後が聞きたいって事だよな。
そう一瞬のうちに頭の中で整理しては、やっぱり玉は全てを知ってるんだな。
…俺が公園にAちゃんを誘って、気持ちを伝えた事を…そう思い直す。
だからこそ、俺の口から昨夜の全てを正々と聞きたいのだと。
(玉森)「ごめん、へんな事 聞いて〜。
昨日タクシーだよね？
だから、俺家の目の前までAを送ってくれてるもんねー。」
(藤ヶ谷)「あぁ…タクシーだったよ。」
(玉森)「んー、だよねー。
ありがとう。
何でも無いー。」
何なんだ？
何が言いたいんだ？
何が起きてるんだ？
俺から昨夜のAちゃんとの出来事を正々と聞きたいんじゃないのか？
353「心当たりがある」藤ヶ谷side→←351「キスと冗談」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 414人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゃんたま(プロフ) - 更新ありがとうございます！玉ちゃんしっかりして〜 (2018年6月10日 0時) (
レス) id: 97dc92da5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ともこ
| 作成日時：2018年5月28日 1時
