295「俺がいない隙に！」玉森side ページ45
玉森side
A「／／おかえりなさいー／／」
玄関に入るなりAちゃんが抱きついてきた／／
(玉森)「／／ただいま／／
A〜具合どう？？」
A「熱 下がったのー！！
玉森さんの おかげだよぉ／／
本当に ありがとう／／」
(玉森)「そっか。良かったねー！
でも、昨日は仕事で…、ツライ時に そばにいてあげれなくて ごめん。」
A「ううん。大丈夫。
その言葉だけで本当に嬉しい／／ありがとう／／」
(玉森)「うん。」
A「あっ！ご飯、まだですよね！
今、準備しますね！」
すっかり元気になったみたいで満遍の笑顔を浮かべながらキッチンに立つAちゃん。
俺も、水を取ろうとキッチンへ入ると…
マグカップが2つ。
器が2つ。
箸が2つ。
洗われて、トレーに入ってた。
………………………………
ふ〜ん…、昨日、ガヤもAちゃんと一緒に食べたって事かぁ。
へぇ〜、宮田が さっき言ってた事も満更じゃ無いかも。
………………………………
A「今日ね、まだお買い物 行けて無くて…冷蔵庫にあるもので作ったの…。
でね…」
そう言うAちゃんの会話を遮るように後ろから抱きしめた。
(玉森)「ねぇ、宮田 来てくれた？」
わざと聞いてみた。
A「えっ？！宮田さん…？！
…来て…無いよ…。」
(玉森)「そっか〜。宮田に頼んだんだけどなー。
Aの様子を見て欲しいって。」
すると、トレーにある器や箸、マグカップに目を向けるAちゃん。
A「…宮田さんは来て無いけど、藤ヶ谷さんが来てくれたよ。」
………………………………
おぉー、正直に話してくれたー！
ちょっと安心。
………………………………
(玉森)「へぇ〜そうなんだ。
なに〜昨日は ガヤと 一緒にご飯 食べたんだ？」
俺も再びトレーに目を落とす。
A「うん。作ってくれたの。」
(玉森)「へぇ〜意外。
ガヤって、プライベートで料理とかするんだね。」
A「美味しかったよ。」
………………………………
ガヤ、作っちゃったりするんだー。
意外〜！
ってか、どーなってんだよ！昨夜！俺がいない隙に！！
………………………………
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年4月22日 1時
