285「好きな人がいるんだ」藤ヶ谷side ページ35
A「彼女さんとは、お付き合いされて長いって玉森さんから聞きました。
女優さんなんですよね…？
まさに美男美女！ですね！」
(藤ヶ谷)「あぁ…色々、玉から聞いてるんだね。」
A「いえ、聞いてるって程では無いです…。
ただ、彼女さんがいて女優さんだよ！っぐらいです。
後、お付き合いされて長いって事ぐらいで…。」
(藤ヶ谷)「…実はさ、今、彼女いないんだ。」
A「えっ？」
(藤ヶ谷)「…1年前に…もう別れてるんだよね。」
A「／えっ？！…嘘／？！
…ごめんなさい／私、知らなくて／
…古い情報だったのかもで／
本当にごめんなさい／」
気まづそうに何度も謝ってくるAちゃん。
(藤ヶ谷)「あははは(笑)大丈夫だよ(笑)
みんなには言って無いんだ。
みんな、俺と彼女が続いてるって思ってるし！
だから、Aちゃんは悪く無いからさ、大丈夫だよ！」
A「…すみません、私…余計な話し、持ち出したりして…。
許して下さい／」
恐縮な面持ちで俺を見つめてくる。
(藤ヶ谷)「ふふふ(笑)本当 気にしないでよ。
実は、今さ、好きな人がいるんだ。
だから完全 前を向いてるって感じだし、もう１年も昔の過去の事だから全く気にしてないからさ！」
A「そうなんですね。ちょっと安心しました。
…その好きな人と お付き合いできるといいですね！
私 たくさん願ってますね！」
(藤ヶ谷)「ありがとう／／」
本当は僕の好きな人は、キミだよ…って、言ってしまいたい。
だけど、この恋は�犢イ��瓩世箸聾世辰舛磴い韻覆の�なんだ。
もし、あの時、あの場所で、キミの眩しい笑顔に出会わずにいたら 、きっと こんな儚い想い…知らずにいれたよね。
だけど、キミと出会った事に後悔は無いよ。
もう一度、あの日に戻れるのならば僕はキミに何を伝えるだろう…。
夢の中でも無く、思い出の中でも無く、側にいて欲しいって伝えられるかな？
僕の この想いが…
今 まぶたに焼き付いている この目の前の笑顔が…
僕の現実になってくれる日が来るかな…。
………………………………
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年4月22日 1時
