276「key」藤ヶ谷side ページ26
藤ヶ谷side
(二階堂)「なになに？
玉の家のカードキーじゃん！！」
(宮田)「うん。そう。」
(二階堂)「マジで？！
じゃー今日 玉の家で焼肉パーティーしよーぜー！(笑)
本人不在の中(笑)
帰ってきたら家の中ぐちゃぐちゃ！とかさ(笑)」
(宮田)「あははは(笑)いいねー！
って、しないわ！(笑)」
………………………………
玉が去った楽屋では、玉の家のkeyに集るようにニカが盛り上がっていた。
そんな盛り上がりが一掃し、舞祭◯は次の仕事への移動がかかり、一人…二人…と楽屋を後にして行く。
そんな宮田も…
(宮田)「おつかれー！」
(藤ヶ谷)「宮田！」
去って行く宮田を引き止めた。
(宮田)「なに〜？」
(藤ヶ谷)「あのさ、俺が行くよ。
玉ん家に。」
(宮田)「えぇ？？」
かなり驚きの表情の宮田。
(藤ヶ谷)「…Aちゃん…、具合悪いんだよな？」
(宮田)「…あっ、うん…。」
(藤ヶ谷)「…ごめん、さっき聞こえちゃったんだ。
聞くつもり無かったんだけどさ…。」
(宮田)「あぁ／ごめん／俺が大声 出しちゃってたからね。
…うん、だけど大丈夫だよー！
これからP V撮影だけど 22時ぐらいには玉の家 行けそうだから！」
(藤ヶ谷)「そっか。
…俺さ、この後オフなんだ。
明日は午後から打ち合わせが入ってるんだけど、それまでは比較的 宮田よりも時間あるし。」
(宮田)「うん…だけど…」
少し不安とも取れる表情を浮かべる宮田。
(藤ヶ谷)「あははは(笑)大丈夫だって！
Aちゃんのこと、つい数ヶ月前もバーで酔ってた所を玉の元へ送り届けたり、この前も ひょんなことからさ〜カフェ行ったりさ〜！
それなりにAちゃんと交友あるから、大丈夫だから！」
俺が そう言っても、でもな…って顔の宮田。
(藤ヶ谷)「よし、じゃー決まり！」
強引に話しをまとめて、手を出した。
すると、さっき玉から預かったスペアキーを宮田は この手に乗せてくれた。
(藤ヶ谷)「オッケー！任せてー。」
俺はkeyを手に…Aちゃんの元へ向かった。
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年4月22日 1時
