275「頼んだぞ！」玉森side ページ25
(玉森)「あのさー宮田にお願いがあるんだよね！」
(宮田)「なになに？！」
(玉森)「俺、これから名古屋なんだよね。
17時の新幹線で。」
(宮田)「あぁ〜ドラマの撮影？」
(玉森)「うん。
でさー、今日は東京に戻れないんだ。
戻りは明日の夕方になっちゃうんだ…。
だからAの様子、見に行ってみてくんない？！」
(宮田)「うん、分かった。いいよ〜ん！
だけど、これから俺…、舞◯組のP V撮りがあるんだよね。
だから行けるとしても夜遅くになっちゃうけど、それでも平気？かな？」
(マネージャー)「玉森さん！行きますよ！移動お願いします！」
まだ話しの途中だけど容赦なくマネージャーから声を掛けられる。
(玉森)「うん、それでもいいよー！
じゃ、俺 行くわ。」
コートを羽織ると宮田がニタニタしてきた。
(玉森)「おまえ！まさか へんな事 考えてるだろ！
襲うなよ！マジに！A、弱ってるんだから！」
(宮田)「あははははは(笑)襲わないよー(笑)
なんでそうなるんだよー(笑)」
(玉森)「じゃーなんで ニタついてんだよ！！
変態なんだけどー(笑)」
(宮田)「あははは(笑)
いやさ〜玉は、Aちゃんのこと 大好きなんだな〜って思ってさ。」
(玉森)「／／／」
(マネージャー)「玉森さん！！本当 急いでください！！
新幹線、間に合わなくなりますよ！！」
マネージャーに急げ！と言われ慌てて楽屋を後にしようとした時…
あ、忘れてたー！
(玉森)「宮田ーー！これ！」
俺は自宅のスペアキーを宮田に投げた。
ナイスキャッチする宮田。
だけどポカーン顔。
(宮田)「俺、持ってるし。」
あっ！宮田は俺の家の鍵、元から持ってたんだった／
(マネージャー)「！玉森さん！！
いつまで、わちゃわちゃ やってるんですか！」
マネージャー、怒り口調で俺の目の前 仁王立ち！
(玉森)「もうーそれ、あげる！」
宮田にスペアキーを渡したまま俺は みんなのいる楽屋を後にした。
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年4月22日 1時
