253「星の丘」 ページ3
(玉森)「今日、行きたい所がある。」
A「えっ？！これから？！」
……………………………
ー銀座20時ー
今日はドラマの撮影終日だから帰りが遅くなるって、今朝 言われて。
そんな私は会社もお休みだし 銀座で お買い物をして、のんびりと1人でブラブラしていたら玉森さんから電話がきて…
(玉森)「今どこ？外？」
A「銀座にいるよー。」
(玉森)「銀座？買い物？」
A「うん！買い物終わって今はブラブラ中〜」
(玉森)「それならさ〜今から速攻で家に帰って、めちゃくちゃ厚着して待っててくれない？！
俺、今 仕事終わったから、もう帰れるから、家集合ね！」
A「えっ？！厚着って？！」
(玉森)「冬のダウンコートとか！
ってか、電話切るね！急ぐ！またね！」
そう言うと電話は切れた。
何で10月なのにダウンコートなの(笑)？？
よく分からないまま…、だけど言われた通りに急いで帰ってダウンコートをクローゼットから出して準備した。
すると間も無く玉森さんが帰宅。
(玉森)「A〜急げー！」
A「／／おかえりなさい／／」
いつものように玉森さんに抱きつくと…
(玉森)「うんうん、分かったから！また後でね！」
いそいそと冬支度をする玉森さん。
さらには釣り道具コーナーもガタゴトと…
何やら探し物みたいで…。
1人で�爐△辰拭次次��瓩辰憧神爾鮠紊欧討い燭里如�何だろう？って覗くと、レジャーシート？！
益々 謎だらけ。
A「あの…ひとまずダウンコート、着てみたけど、どうかな？」
玉森さんの目の前に立って見せてみる。
(玉森)「うん！かわいい！」
そう言うと おでこにキス／／してくれた。
(玉森)「よし、じゃー出発！」
そのまま行き先も聞かされないまま 私は手を引かれ車へ。
車中で何度も…
A「どこに向かってるの？」
(玉森)「秘密。」
A「もしかして釣り？」
(玉森)「んははははは(笑)
何でAと釣りするのー？(笑)
釣りはしないよー。」
この繰り返しのまま車に揺られる事 1時間…。
夜の高速道路を飛ばし、辿り着いた場所…。
それは…
A「ここ…／／」
私は車から降りた瞬間、息を飲む。
そこは、満点の星空が見える丘だった。
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年4月22日 1時
