164 「ドキドキの出勤」 ページ14
ー会社前ー
残暑厳しい9月初旬…。
(青川)「A〜おはよ!」
A「あっ!おはよ。」
青川君と会社前でバッタリ。
(青川)「おまえさ…」
A「ん?何?」
(青川)「最近 毎日…」
A「うん。毎日?」
(青川)「……。」
A「ん?!」
青川君の視線は私では無く、私の後ろ…。
A「えっ?」
振り向くと、玉森さんの車//
A「あっ!//えっ!?//違うの//違うの//!」
思わずオーバーリアクションで即否定//
(青川)「??違うって何が??」
きょとん顔の青川君。
すると、走り去って行く玉森さんの車。
A「はぁ〜よかった…。」
とにかく今日も無事に誰にも気づかれる事無く走り去ってくれて よかった…と安堵。
毎朝、誰かに気づかれてないかな?目撃とか大丈夫かな?って…ドキドキの出勤が続いてる。
(青川)「?何が よかったの??」
A「もうーいいの//独り言だから//」
そんな私に興味津々といった様子で食い付いてくる青川君。
(青川)「最近 毎日 高級車出勤じゃん!」
A「別に!」
(青川)「やっぱり京都のお嬢様は格が違いますね〜!」
A「やめて!からかわないで!」
青川君を振り切るようにエレベーターへ。
それでも同じエレベーターに乗り込んでくる青川君。
(青川)「冗談だよ。彼氏だろう?
毎朝 送ってもらってんだ?」
A「関係無いでしょ。」
(青川)「ってか、ここ最近 毎朝じゃん。
しかも、この前は帰りも迎えに来てなかった?」
A「さぁ〜どうだったかな〜?!
っていうか どーでもいいけど、この事…口外だけはしないでね!」
(青川)「別にしねーよ。」
A「うん。よろしくね。」
(青川)「うまくいってんだ?彼氏と。」
A「うん…。」
(青川)「ふ〜ん。あまり悩むと お肌に悪いですよ〜!」
A「//はぁ?!肌の調子はイイですから!」
(青川)「悩み、あるんだろう?」
A「無い!」
(青川)「はい、出ました〜強がり〜!」
A「…青川君には関係無いから!」
さんざん からかわれながらの出勤。
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作者名:ともこ | 作成日時:2018年3月16日 22時