1345「裏返した画面」 ページ45
♪♪〜
……、、
…この状況を助けたのは…、、、
一本の着信…、、
……、、、
A「／で、電話…、、すみません、、」
一旦この場をリセットさせるかのような着信音。
私達の手は自然と離れ…
私は、まるで逃げ込むかのようにリビングに携帯を取りに立った。
……………
……
でも／
携帯を目の前に、画面表示を見ては…一瞬にして へんな汗が噴き出してきた…、／
、、、、／
［着信、玉森さん］
／えっ…、、、
玉森さん…、、、、
嘘…、、どうしよ…、、
よりによって…、、今…、、、
、、、、………
まるで胃が激しく焼けるような焦燥感で身体中が埋め尽くされていく／
そんな私は、弾かれたように突っ立っては、今ここで、この場で…この電話に出るべきか、いや 出ないべきか…って、迷ってた…、、
／だけど…
長く鳴り続ける着信音…、、
私は携帯を手に持ったまま…、呆然と立ち尽くした…、、
……／／、、、
でも、画面に表示される�犇命垢気鶚瓩里覆泙┐�愛しくて…
昨晩の玉森さんとのやり取りを思い出しては…
………、、
�犧�までより もっともっと大切にする��
……、、
、、、、／
／私、やっぱり…、、
そう画面をスクロールし、出ようとした瞬間…／、、
(藤ヶ谷)「A…、
コート…、ここに置いておくからさ。
俺…、帰るからさ。
ごめん…、電話…、出てっ…、、」
………、、
…………………
あの時、確かに私の心は動き、カチっと音がしてレールの進路が変更されるはずだった。
だけど…
A「…電話は…、、大丈夫…、、。
ごめんなさい／せっかくコート…、持って来て頂いたのに…、、」
…あなたの玄関からの その声に、私は携帯を裏返し、その場に置くと、再び あなたの待つ玄関へと向かった。
………、、
………………
……それからの事…、、
窓から見える 白く光っていた瓦の屋根が黒ずみ出し…、
じきに桜の若葉が雨に濡れ…、、
…その夜は、裏返された画面が もう私を呼ぶ事は無かった。
…明日、晴れるかな…、、
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ともこ(プロフ) - 彩さん» 結婚してヘビーに嫉妬の玉森くん！いいですね〜、そう言われると…書きたくなります！！最終回まで、お付き合いの程どうか よろしくお願いします。ありがとうございます。 (2019年2月26日 20時) (
レス) id: c16a504c4b (このIDを非表示/違反報告)
ともこ(プロフ) - 彩さん» ご感想ありがとうございます！そして、当サイトの 初めての作品が こちらの作品との事で すごく すごく嬉しいです。実は、こちらの作品は徐々に終盤へと進んでおります。引き続き よろしくお願いします！！ (2019年2月26日 20時) (レス) id: c16a504c4b (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 占ツクで一番最初に読んだのがこの初彼でわたしの中で一番大好きな作品です。ずっとずっと作品が続いてほしいので作者様が許す限り書き続けてください！結婚してベビーに嫉妬する玉森くんとかみたいです！ (2019年2月24日 23時) (レス) id: 36fa74357f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ともこ
| 作成日時：2019年2月19日 23時
