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84「同棲初の喧嘩II」 ページ34
(玉森)「は？気分屋とかお門違いだなんて俺は一言も言って無いし。」
A「もうー仕事 行くね。」
(玉森)「！！」
私は寝室を後にした。
こんな感情任せに物事を言う自分から逃げるかのように…。
………………………
急いでシャワーを浴び、メイク。
コテで髪の毛を巻き上げていく。
(玉森)「ってか、逆ギレなのー？
ありえないんだけどー！」
玉森さん、リビングに出て来て私を捕まえるように言ってきた。
A「逆ギレなんて…してないですよ。」
(玉森)「俺が福岡に行く前 寂しいって泣いたくせに、俺がいないなら いないで結構楽しく酔い潰れるまで飲んでるんじゃん！！
ツアー中は いつもこんな感じ？」
A「…いつもだなんて…、楽しくなんて…。」
(玉森)「昨日は俺が福岡から帰って来る日だって分かってて、飲みに行っちゃうんだもんねー、Aは！」
A「私だって…待っていたかったよ。
お家で…。
でも仕事で…。
トラブルで。
23時まで会社にいて／その後、どうしても気持ちの切り替えが付かなくて飲みに行っちゃったの…。」
(玉森)「でも限度ってものがあると思わない？」
A「分かってる。ごめんなさい…。」
(玉森)「…。」
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年2月4日 1時
