1213 「託されたメモ」藤ヶ谷side ページ13
藤ヶ谷side
そんな彼を宥めながら、俺は聞いた…
(藤ヶ谷)「Aさん…、今は お仕事は…、、」
(青川)「大手英会話スクールの予備校で講師してます。
あっ、ちょっと待ってて下さい！」
そこまで言うと、ちょうど彼の自宅前に到着し、何やら彼は急いで部屋に戻って行き、再び車に戻ってきては 俺に一枚のメモを差し出してきた。
(青川)「ここです！Aの勤め先。
Aが、俺の家を出る時に…、どうにか聞き出す事ができて…。」
俺は、渡されたメモに目を通し…
(藤ヶ谷)「あぁ…、わざわざ ありがとう！
教えてくれて助かりました。」
そうメモを返そうとすると…
突き返された。
(青川)「これは差し上げます。
僕は…、これを持ってても…、、どうする事もできないので。
藤ヶ谷さん…、、Aのこと、よろしくお願いします。」
そう言うと頭を下げられた。
そんな彼は…
Aちゃんのことを 悲しいぐらい愛していた…
どうしようもなく愛していた…
昨日も ずっと愛していた…
今日も一日…
そして、明日も きっと…
愛している。
……………
だけど、彼は知っている…
…曲がりくねった道の先で…、、
もう二つの路が重なる事は無いのだと…、、、
…………だから、これを…、、俺に…
………………
……／
(藤ヶ谷)「／あっ、いや、ちょっと待って！
頭、上げてよ！」
とてつもなく大きな事を託された事に 俺は動揺しか無かった…
そんな俺に向かって ハッキリと、、、／
(青川)「僕…、あんな事をした玉森さんのことは許せませんし、信用できませんが、藤ヶ谷さんは 今日色々お話しさせて頂いて信用できるなって！
…だから、Aのこと…
幸せにしてあげて下さい！！
お願いします！」
……彼の すごい情熱に、身体の奥の方が まるで太陽を飲み込んだみたいに熱くなった。
……………………
そして…
それから すぐに…
その足で…
俺は 向かった…。
………
彼の分まで……
Aちゃんの元へ。
ーーーーーーーーーー
読者様へ
一部、ページカウントがズレており、修正致しました。
その為の過去話更新となりました。
読みづらく、ご迷惑をお掛け致しました。
申し訳ありませんでした。
尚、内容変更は一切ございません。
引き続き どうか よろしくお願いします。
すみませんでした。
作者より
1214「なぜ、ここを…」→←1212「苦しい胸のうち」藤ヶ谷side
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ともこ(プロフ) - もこさん» これからもよろしくお願い致します。いつも ありがとうございます。 (2019年1月20日 23時) (
レス) id: c16a504c4b (このIDを非表示/違反報告)
ともこ(プロフ) - もこさん» お返事が遅くなりまして申し訳ございませんでした。ご感想ありがとうございます。毎回楽しみにして下さってるとの事、本当にありがとうございます。20巻に移行し、二人再会しておりますので、もし宜しかったらお時間のあります時に読んで頂けたらと思います。 (2019年1月20日 23時) (レス) id: c16a504c4b (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 毎回楽しみにしてますが〜そろそろ玉ちゃんの所に戻ってあげて欲しいな〜なんて思います 切なすぎてちょっと辛いです 次の更新楽しみにしています (2019年1月13日 0時) (レス) id: 69388d6fef (このIDを非表示/違反報告)
ともこ(プロフ) - ゆうこさん» ご感想ありがとうございます！ゆうこさんのコメントに励まされ、年末年始 更新させて頂きました！これからも よろしくお願いします！いつも ありがとうございます。感謝です。 (2019年1月4日 0時) (レス) id: c16a504c4b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ - 毎回、更新されるのを楽しみにみています 。早く玉ちゃんとまたくっついてほしいのが願いですがまだ、ガタガタあっても良いかな？…とか思ってしまったり。。 早く次が見たくなります。年末で忙しいとは思いますが楽しみに待っているのでまた更新してくださいね。 (2018年12月30日 15時) (レス) id: bf61ce7bef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年12月27日 3時
