1056「悲惨だったし」玉森side ページ6
玉森side
ーリビングー
(玉森)「おまえ、何しに来たの？」
(宮田)「いやさ〜これ見てよ！」
嬉しそうに紙袋を撫でる宮田。
(玉森)「何それ？」
(宮田)「これさ、5千円なのよ、1袋！
だけど、当たりの紙袋には総額5万円のアニメグッズが入ってるらしくてさー、佐久間と買いに行ってきたんだよねー！」
(玉森)「ふ〜ん。」
(宮田)「あはははは(笑)
玉さん〜ウケるなー、そのリアクション(笑)
もう少し興味持とうぜ〜！(笑)」
(玉森)「じゃー、とっとと開けようぜー。」
そう 宮田から福袋を取り上げると…
(宮田)「Aちゃんがお風呂出て来てからにしよーよ！」
今日も安定の優男で。
(玉森)「あー、Aも好きそうだよね、そーいうの。
ってか、おまえさー、Aと合うんじゃない？
いっつも会う度に抱き合ってるよね。」
(宮田)「あはははは(笑)
だってAちゃん かわいいじゃん！
俺もAちゃんみたいな彼女 欲しいなー。」
宮田、図に乗って そんな事を言いだし…
(玉森)「うん、あげないけどね。
ってか、誰かさんみたいな事 言うなよな。」
思わずカチンと…
(宮田)「えっ？！あっ、…、、ガヤさん？！」
そう。
ガヤ。
………
一気に ふてくされ顔になった俺の機嫌を取るかのように宮田が盛り上げて聞いてくる。
(宮田)「あっ！そうそう〜！
どうだったの？旅行はさー。
俺の考案したラブビーム作戦、成功したでしょっ！！
さっきのAちゃん、ニコニコだったもんねー！
首にも いっぱい愛のしるしが ついてたしさー！
いや〜いいね〜、この福袋よりアツイね〜！
ラブビームで、ひまりちゃんもガヤさんも撃退成功〜〜！！」
ソファーに立ち上がってポーズまでキメてる酔っ払いバカww
そんな宮田を冷ややかに見上げると、、、
(宮田)「…あれ？？」
(玉森)「その逆だから。」
(宮田)「…逆、、？？」
声を裏返して、きょとんとした表情で俺をソファーから見下ろしては固まる宮田。
(玉森)「悲惨だったし。」
…………
1057「そう、修羅場」玉森side→←1055「おねだり多すぎー」玉森side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 498人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ともこ
| 作成日時：2018年10月23日 23時
