初彼（続編） 16 (ページ48)

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1098「同じ店にいる！」宮田side ページ48

宮田side

(千賀)「いや、違うなー。もっとだな！あれは、1５０万ぐらいするやつだな。

もしかして、玉森からのプレゼントだったりするの？！」

(宮田)「いや！！違うから！！

それは、成人式の時のお祝いで、お父さんからのプレゼントなんだ！って、言ってたやつだから！！」

(千賀)「へぇ～すげーな、お父さん！

なんか、仕切りに時計のベルト触ってたからさー、

ついつい時計に目がいっちゃってさー、

めっちゃイイ時計してんじゃーん！って思ってさ。」

(宮田)「だから、それ！…Aちゃんのクセだから！！

緊張すると時計のベルトを触るクセがあるんだよ！！

っっって、それガチに、Aちゃんじゃーん！！！」

(千賀)「、、、」

思わず、叫んでた、、、

千ちゃんが小声で話してくれてたっていうのに、俺、大声で…／

(玉森)「？！？！」

(藤ヶ谷)「？！？！」

俺が発したAちゃんのなまえに反応するように、玉とガヤさんが俺をガン見…、、。

(北山)「…？！」

そして、キタミツまでも…／

今まで、ツアーについて熱く語っていた話題が、さーっと静まり返って…。

(宮田)「ごめん／何でも無い／……、、」

その場が一瞬にして凍りつき…

俺は、そんな自分に向かって焦った。

………

(二階堂)「俺的には、舞祭組のコンサートの時にさ～」

この凍てついた雰囲気に一瞬目の前がスローモーションみたく見えたけど、すぐに二階堂が話しを続けてくれて命拾い、、、。

なぜなら、Aちゃんがいたって事…ガヤさんの耳には入れたく無い／

この事は、玉だけに…。

…………

すると、偶然なのか意識しての事かは分からないけど、玉が席を立って俺らの元へ来た。

俺は、玉をすぐにつかまえた。

…すぐに伝えたかった。

いや、すぐさま伝えた。

Aちゃんが今、同じ店にいるって。