794「彼女は俺の胸の中」藤ヶ谷side ページ44
藤ヶ谷side
(藤ヶ谷)「／ごめん／もう待てないよ……」
…………
俺は、居ても立っても居られなくなり、Aちゃんの言葉を謝絶し、
振り向き、
彼女を抱き寄せ…
思いっきり この胸で抱きしめた。
……………
A「／／／」
Aちゃんは、俺の胸の中で少しだけ抵抗を見せたものの、とうとう…切なそうに身を任せてきた…
A「。。。。。。。。」
そして、大粒の涙が…
溢れて…
零れて…
俺の胸を濡らした。
………………………
(藤ヶ谷)「コンタクトなんてしてないじゃん。
眼鏡じゃん。」
抱きしめたまま そう頭を優しく撫でた。
A「。。。。。。」
(藤ヶ谷)「もう無理しなくていいよ。」
俺は、Aちゃんの泣き濡れた眼鏡を外し、優しく涙を拭った。
A「。。。情けないですね。。。私。。。
こんなに泣いて。。。。。」
(藤ヶ谷)「…いや、でも…あれは、誰だって衝撃 受けるし…、当事者は尚更で…。」
A「…きっと。。今こそ�犹笋�彼女なんだから�瓩辰董�気持ちを強く持って�牴燭如△△鵑併�したの？！�瓩辰凸笋ぜ舛垢戮�時なのかもしれません…。。。。
…そう言える事が�猗狃�の特権�瓩覆里�もしれません…。。。。
だけど、私は…。。。言えません。。。
…言いません。。。」
(藤ヶ谷)「…？！
でも、じゃ…、、、、」
A「玉森さんが ひまりさんと そうなりたいなって思って選んだ道です。
きっと…、私じゃ…、、、
私が彼女では…、、
至らなかったんです。
。。。だから、玉森さんのことは責めません。
責められません。。。。」
………
あんな光景を目の当たりにしたっていうのに、どこまでも優しいAちゃん…。
あんなの玉が悪いに決まってる。
誰が見たって、聞いたって…
玉が悪い。
いつもそばで、こんなにも一途に思ってくれるAちゃんという彼女がいながら、目の前の ひまりという欲望と色気に玉は負けたんだ…。
……
なのに…
Aちゃん…
自分が悪い、と…。
だから、玉のことは責めない、と…。
………………………
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年9月19日 2時
