667「誰もいないコテージ」 ページ17
長湯しちゃった…／／
……
水と山と木々と新しい空気を生んでくれてるかのような優しい景色に癒されながらの露天風呂。
自然の美しさを改めて感じることができて大満足／／
そう ほてる顔を押さえながらコテージに戻ると、、、
玉森さんが…
いない！？
………………
えっ？！どこ行っちゃったんだろう？！
？！
あっ！もしかして、藤ヶ谷さんとひまりさんの寝室とか？！
三人でいる感じ？！
……………
逆に言えば、そこしか思い浮かばず…
私は、藤ヶ谷さんと ひまりさんが同室する寝室のドアをノックした。
………
だけど…
………？！
えっ？？無反応？！
………
それどころか、耳を澄ませども声一つしてこない。
………
もしかして…
三人とも寝ちゃったのかな…？！
私、お風呂…長過ぎたかな、、？！
……………
焦る気持ちから もう一度ノックしてみるも…
無反応、無音、、、、
…………'''
A「…おじゃましま…す、、、」
こんなのよく無い／って弁えてはいるものの、私は そのドアを細く開けてみた。
………………
………………
………………
そこには綺麗にベッドメイキングされたままのガランとした風景…
……
…えっ？！
…いない！！
………………………
玉森さんが居ないどころか…
全員いない！！！
………………………
えっ？！みんな…どこへ行っちゃった感じ、、？？？
………………………
このコテージに自分一人きりかと思うと、急に心許無く思え、さっきまで賑やかだったリビングへ思わず目を向けた。
そこには、散らばったままのトランプ。
本当…みんな どこへ行っちゃったんだろう…。
私は、テーブルの上のトランプをまとめながら、みんなの行きそうな所を…、玉森さんが居そうな所を…あらん限り考えた。
……………
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作者名：ともこ
| 作成日時：2018年9月19日 2時
