◇作戦2◇プレゼント ページ38
第1の作戦が無事に終わり、私は次の作戦のことを考えていた
何をしたらキヨは喜んでくれる？
こういう時は、自分と重ねて考えてみるといいんだよね。
私だったら...いつも笑顔でいてくれたり、楽しませてくれたり...
って、こんなあやふやなのはダメだ。
もっとわかりやすいことにしないと、行動に移しにくい。
うぅん...気持ちを形にできるもの...
...プレゼント...?...プレゼント！
キヨに何かプレゼントしよう！
でも、何をキヨにあげようか？
手作りだと、暖かみがあっていいと思うんだよね
じゃあ、手作りの...キヨが食べたがってた、クッキーにしよう！
「よぉし！レッ〜ツクッキング！」
ノリノリでエプロンを着る
私だって女の子だもん。
可愛いクッキーを今から作るのに、ワクワクしないなんてできないよ。
「あれ、A。エプロンつけて、なんか作るのか？」
私がクッキーを作る材料をそろえているところに、
ひょこっとキヨがキッチンに顔を出してきた
「べ、別に...？キヨこそ、何しに来たのよ」
「俺は食べるもんがないかを見に来た。お腹すいたんだよ」
「食べるものって、さっきお昼ご飯食べたばかりじゃない！
あとぬいぐるみはお腹は空かない」
「チッ...バレたか」
「バレたじゃない！！」
私はキヨをキッチンから追い出した
キヨをあのままにしておくと
私の家の食糧がゼロになってしまう可能性が大なのもあるけれど
私がキヨのためにクッキーを作っていることがばれたくなかった
だからキヨを追い出した
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みな(プロフ) - りえりえ！さん» ありがとうございます！これからも気まぐれに更新していく予定なので、見てくださると嬉しいです！ (2018年7月11日 19時) (
レス) id: 6351a6398d (このIDを非表示/違反報告)
りえりえ！ - めっちゃ面白い！更新頑張って！！！このお話めっちゃ好きです！ (2018年7月10日 17時) (レス) id: 1e866a21ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みな | 作成日時：2018年6月10日 11時
