武装探偵社の探偵様に姉!?

☆再会2 ページ3

それは乱歩を預けた時にだ

両親が他界し自分と二つ下の乱歩の2人に
その時点で天音はポートマフィアに所属していた

たった1人の肉親を守るために福沢に預けたのだ


福沢「そろそろ乱歩が帰って来ただろう、会いに行ってやれ」

『えぇ、勿論…改めて姉弟共々宜しくお願いします』

福沢「嗚呼…」

『失礼しました』

社長室から出て、声が聞こえる事務室の方に
足を進め、扉を開ける


敦「あ、戻ってきたみたいですよ」

乱歩「別に興味は…………ぇ?」

『……久しぶり、乱歩…覚えてるかな…?』

乱歩「……………なんで…なんで……」

敦「(・・。)ん？」

乱歩「……なんで…"姉様"がいるの……!?」

敦「え?」

谷崎「姉様??」

『ごめん……来ちゃダメだった?』

乱歩「……っ、莫迦!莫迦莫迦莫迦!!」

『ごめん…ごめんね…乱歩…』

乱歩「…っ、莫迦姉様ぁ!!」

勢いよく抱きついて、ずっと"莫迦"と言いながら泣いている

無言で撫で続けている天音に
社員一同、深い事情があるのだと察した

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