結局はキミだから実らない【skt】【歌い手】

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「…？…A？」

目を開けたら、そこにはさかたんがいた。


この寝心地が悪いソファから、楽屋にいたことがわかる。


坂「あ、おはよA。うらさ〜んA起きた〜」


起きて早々、さかたんは俺をたたいて笑う。


なんか、悪い夢見たな。


あれ…てか俺…ライブは…⁉


「ま、まってさかたん‼ライブ‼でなきゃ‼」


焦る俺をみてさかたんは一瞬とまる。それからすぐ口を開く。


「え…？ちゃんとおわったやん。A、ちゃんと終わりの挨拶したし、大盛り上がりやったやんか。」



瞬き一つもせずに目を見開いて、さかたんは俺に伝える。

「ん〜…ごめんおもいだせない…俺いつ倒れた??」


ライブおわってすぐ、と心配そうに彼は言う。


「軽く処置はしたんやけど、自信ないからお医者さんとこちゃんと行くんやぞ。」


よく見ると、倒れる時に打っただろうとことか、頭とかがしっかりと冷やされている。


した、という表記から、きっと彼が施してくれたのだろう。


浦「お、Aおきたな。もうおまえ倒れたからこっちは大変だったんだぞ…」


うらたさんは俺をにらみつける。


「ご、ごめんなさ…」


まふ「A〜〜〜〜〜‼おきた⁉大丈夫??痛くない??ごめんねさかたんが処置してくれたんだけど僕何にもできなくて」


浦「あ〜〜あ〜〜あ〜〜うるさいまふ‼もうA倒れてからずっとこの調子で…。そらるさんいないし…。A…次倒れたらこいつのおんも代請求するからな…‼」


うらたさんが怒ってたのってそういう理由かぁ...納得…

浦「まぁとりあえず、今日は打ち上げしないからお前は早く帰れ‼あぁでも一人はあぶねぇなぁ…」


うらたさんがちらっと俺を見る。


まふ「はいはい‼僕介護するよ‼かわいいいろぽてもいるし‼」



手をピーンと伸ばすかれに打撃音が一つ。



そら「却下。まふまふすぐテンパるから。あとどうせおまえきょうたおれるだろ…」


ライブ会場側と話をおえたそらるさんがいう。話によるとまふくんはいつも疲れてたおれてしまうらしい。



浦「そらるさんもどったんすか。やっぱまふには任せられないし俺も今日は予定あるし」
そら「おれもこれからバンドとのみ行かなきゃです…」

3人「おつかれさまっす...」


「やっぱみんないそがしいしいいよ‼ほら、私もこれ以上迷惑かけるわけには…」

坂「あ、俺大丈夫だわ」

あぁ…これ一番嫌なパターン…

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