ただの要らないおもちゃに過ぎなかった。【鬼滅の刃】

拾 ページ13

ただの要らないおもちゃに過ぎなかった。









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でも、ね









鬼殺隊に入ってから、みんなに優しくしてもらって...嬉しいって感じた









もう昔みたいな思いはしないと思ってた。









そう、思ってたのに









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また、みんな私を捨てるの？






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『..................ん............』






目が覚め、毛布をかけられた状態で身体を横にしていた。









『ぇ.........』





善｢！Aちゃん...｣









隣の方では善逸が身体を横にしていた。









『......ぁ、ぜ、善逸.........その、さっきは...ご、ごめん...なさい...』



善｢さっき.........？ぁ、俺は大丈夫だから良いんだよ！そ、それより心配したんだよｯ！？急に倒れちゃったから...｣



『ぁ......ぅ、うん............』





というか、よく見たら私と善逸は手足が短くなっていた。







善｢ぁ.........あのね、Aちゃんが倒れた後...ず、ずっと俺がAちゃんの事横抱き.../////していたから...その状態で戦ってたら、Aちゃんにもちょっと...鬼の攻撃が当たっちゃって......ご、ごめんね...俺がちゃんと守ってあげれなくて...｣







『......そ、そっか...全然良いよ...別に』






ずっと善逸が横抱きしててくれたんだ...なんか申し訳ないな...









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美｢善逸ーｯ！！治療終わった......よ......｣





『.........ぁ...』



善｢ぁ、美波ちゃん！｣







また身体が震えて来た。



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