プライド 2 ページ33
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そんな毎日が過ぎ去って数日が経った。
Aは宿題のレポートを終わらせるべく、図書館に来ていた。
人気の多い談話室よりも、静かな図書館で宿題を進めた方が効率的だと思ったのだ。
……が、しかし。
｢やあA、こんなところで会うなんて奇遇だね｣
めんどくさいのに捕まった。
Aはマルシベールの顔を見るなり眉を下げ、視線を泳がせた。
｢……どうも｣
目も合わせずに軽く会釈をすると、すすす……と図書館の奥へ逃げようとした。
｢最近は、1人なんだね｣
そんなこともお構いなく、マルシベールは逃げていくAに話しかけ続ける。
だがもちろんAは足を止めないし、相変わらず返事もしない。
＿＿＿＿マルシベールは、将来ハゲるのかな？…
心にゆとりのあるAは、ぼうっとそんなことを考えていた。
｢………｣
Aがシカトを貫いていると、横からヒョイっと余計な顔が覗いてきた。
うっすらと見覚えのあるその顔は、たしか……。
エイブリーだ。
｢穢れた血と縁を切ったんだよな？｣
その言葉に一瞬、耳を疑ったが＿＿＿＿＿
ついにAは足を止めた。
｢……なんて？｣
Aの声には、強く深い憤りが込められていた。
｢あぁごめんよ、そんなに怒らないで｣
エイブリーが驚いたような顔でAをなだめる。
その態度が余計にAの怒りに点火した。
｢……今の言葉、取り消してよ。今すぐ｣
そう言ってAが食い下がった時、背後からさらに野次が飛んできた。
｢スクイブの集落に生まれたくせに、アイツは純血の人間に説教でもするのか？｣
おそらくスリザリン生だろう。
Aとマルシベール、エイブリーのゴタゴタに好奇の目で近づいてきた生徒達は、大半がスリザリン生であった。
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はじめ(プロフ) - マニ。さん» 応援ありがとうございます！あまり頻繁にはお返事できないかもしれませんが、それでもよろしければよろしくお願いします！ (1月31日 6時) (
レス) id: ee6ba55d5e (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - はじめさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖 (1月21日 16時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
はじめ(プロフ) - ケロッとさん» 応援ありがとうございます!!嬉しいです……!! (2019年11月22日 22時) (レス) id: ee6ba55d5e (このIDを非表示/違反報告)
ケロッと - ハリポタ作品をみていたらこんなに素晴らしい作品を見つけてしまい手が止まりませんでした！本当に神作品です！頑張りすぎずに更新頑張ってください！応援してます (2019年11月22日 19時) (レス) id: 35751de350 (このIDを非表示/違反報告)
はじめ(プロフ) - さくらんぼ＆チェリー@サブさん» そう言っていただけて感激です…! 力の限り頑張ります!! (2019年11月19日 7時) (レス) id: ee6ba55d5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はじめ | 作成日時：2019年11月10日 16時
