【ツイステ】冤罪は頭脳と少しの暴力で証明する【進○○○○】

6.苛立ち ページ7

A目線

「何かと思えば

今朝吊り下げられていた人の子ではないか」

マレウス・ドラコニア君

君は私が思っていたよりも

身長が高い

変な角のようなものが生えている

牛…？？

いや、それを聞くのはなんとなく

失礼な気がする…

そんな事よりお腹が空いた

マレウス・ドラコニア君は寮長と言う役職で

隣のリリア・ヴァンルージュ…君？は

副寮長と言う役職らしい

私にはよくわからない話を

学園長さんとしている

「これはまた可愛らしい人の子を

預かる事になったな

まだ赤子のようじゃのぅ」

…は？

いや、そんな悪態をつくのも

なんとなくまずい気がする

身長、？身長を見て言っているの？

どうなの？ねぇ。

いや、そんなこともどうでもいい

お腹が空いた…

お腹が空いてイライラしている

非常にまずい

「シルバーとセベクは居ないのか？」

「外で待っておるよう言っておる」

セベクってあの？

ディアソムニア寮って言ってたし

間違いないんだろう

いつまで話して…

お腹が空いた……

もう…無理…

『うぅ…ぐへぇ……』

垂れそうなよだれをなんとか飲み込み

うずくまる

「どうしたんじゃ人の子よ！

しっかりせい！」

異変に気づいたリリア・ヴァンルージュ君に

思いっきり方を揺すられる

何も入っていない胃袋から

何かが出てきそうな気分だ…

『お…』

「ん！なんじゃ？」

『お腹…すいたってぇ…』

「あ！そうでした！

彼女ここに来てからまだ

何も食べてないそうなんですよねぇ」

なに！？忘れられていたなんて！！！

「それはいかん。

リリア食堂へ連れていこう」

あぁ…夕陽がきれいなんて

最近忙しくて

全然気付かなかったなぁ…

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