43.森の奥深くで ページ44
A目線
今日は休日
それに天気も快晴
せっかくだし立体機動装置を付けて
この前行けなかった森の奥まで行こう
お昼戻らなくても良いように
サンドウィッチをもって行こうかな
多少振り回しても崩れないようにしっかり詰める
相変わらずここは静かで空気が美味しい
ガスを上手く節約して先に進む
奥に行く程生き物が顔を出してくる
川のほとりでサンドウィッチを食べると
動物や小鳥が寄ってくる
おとぎ話のお姫様みたいな気分
食べ終わる頃動物が少し騒ぎ始める
『どうしたの？』
何処かに連れて行こうとしているような…
導かれるまま後を追って辿り着いたのは
家の様な小屋の様な…小さな建物だった
もう廃墟になってしまっている
どうしてこんなところに。
緊張感が走る中
ゆっくりドアを開ける
『ひッ…』
は、え…？
死体…、？
…既に白骨化している
死体なんて久しぶりにみた
こんなとこでまで、本当に勘弁してほしい
中には色んな植物、器具、メモ、本が散らばっている
何を書いているのかはあまり分からないけど
薬でも作ろうとしていたのかとても異質な内装
その中で動物がここぞとばかりに集まっていた
鍵のかかった正方形の木箱が済に隠すように置かれていた
死体が来ている服を調べると小さな鍵が出てくる
…なんでこんな事をしているんだろう
予想通り鍵は正方形の木箱のものだった
開けるとピンク色に光る変な液体が入った瓶が
大切にしまわれていた
ずっとここにあったとは思えないほど綺麗で
口に出来る様には見えない
瓶に何か書いている
『眠る…薬、危険…？』
眠り薬ってことかな
掠れてはいるが私が読めるほど簡単な言葉で書かれている
この森に来ると毎回変な事が起きている気がする
まぁ、飽きないけど…
その日私はここで引き返した
森の中に居た親切な馬が私を乗せておくってくれた
後日クロウリー学園長にこの事を報告した
また仕事を増やしてしまった
瓶のことは言わなかった
瓶は今私が万年筆と一緒に持っている
多分この事は誰にも言わない
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甘酒(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます！嬉しいです…… (2021年3月10日 10時) (
レス) id: d100b6efbd (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - マジすか！？待ってます！！ (2021年3月9日 21時) (レス) id: f2b6f80710 (このIDを非表示/違反報告)
甘酒(プロフ) - 玲さん» こちらこそありがとうございました！多分続き書きます…？ (2021年3月9日 21時) (レス) id: d100b6efbd (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - 終わってしまったァァァ！！ありがとうございました！ (2021年3月9日 20時) (レス) id: f2b6f80710 (このIDを非表示/違反報告)
甘酒(プロフ) - いえ！(≧▽≦) (2021年3月6日 19時) (レス) id: d100b6efbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘酒 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs sake1
作成日時：2021年2月23日 22時
