【ツイステ】冤罪は頭脳と少しの暴力で証明する【進○○○○】 (ページ20)

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19.女の子って超怖い！！？？ページ20

A目線

授業開始した

私は生憎魔法が使えないから

当然飛べない

「A、お前にはこれから

生徒達の記録係をしてもらう

ユウは1週間もして慣れてきた頃だろう

困っていたら助けてやれ」

『了解です！』

何となく大声で返事をしてしまった

「…はい、わかりました」

快く承諾してくれたけど

なんだか嫌そう…

あまり迷惑はかけないようにしよう…

ん？

『あ…』

「どうしたA」

あぁ…申し訳無い…

『私の字…そう言えば読めませんよね』

「そうだった！すまない！

悪気があった訳じゃないんだ」

『いえ、こちらこそ申し訳ないです』

バルガス先生に申し訳無さそうな顔をされた

ユウちゃんは嫌な顔を少し

緩めた気がした…

「うーん…なら俺と一緒に筋トレでもするか！

その頼りない細い身体を

俺と一緒に鍛えようではないか」

…悪くない

立体機動の訓練ができるまで

筋力を落とすわけにはいかない

『是非』

「良い返事だ！じゃあユウ頼んだぞ」

そう言ったバルガス先生の後を追う

後ろを振り向くと

「エース！もっと頑張ってー」

ユウちゃんは笑っていた

…

「俺のメニューに最後までついてくるなんて

凄いじゃないか」

『とても良い訓練になりました

ありがとうございます』

訓練兵時代に比べたらまだ易しい方かもしれない

バルガス先生の体格を見るに

多分私に配慮したメニューを

組んでくれていたんだろうけど

『またよろしくお願いします』

「そんなことを言ってくれるなんて

嬉しいな！次も楽しみにしているぞ！」

バルガス先生はそう言うと

生徒達を整列させ始めた

「Aちゃん凄いね！

先生と一緒にずっと筋トレしてたでしょ」

「見直したぜ

今度俺とも一緒に筋トレしないか？」

『時間が合えば良いけど』

「え、僕も一緒にしたい！」

授業終わり、エペル君とジャック君と

話ながら教室に戻り始める

「Aちゃん…ちょっと良い？」

『ん？』

ユウ…ちゃん？

「2人で話したいの…」

…ユウちゃんがそう言うので私は二人と別れる

運動場に誰も居なくなって

ユウちゃんはやっと口を開いた

『どうしたの話しって』

「……アンタ何なの？」

え…？

『何って、』

「ブスの癖に何友達なんか作ってんの？

何で私はオンボロ寮で

アンタはディアソムニア寮なのよ

…

…これ以上勝手な真似したら容赦しない」

『は…？』

ユウちゃんはそう言って帰っていった