【d!】Q,パパ活からお付き合いはおかしなことですか？［２］【syo】

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em「へぇ、彼女さん、ですか...」

syo「そう！」


嬉しそうに笑うシャオちゃんを見てこっちまで嬉しくなる

エーミールさんは、なにやら1人で呟いてて、

でも、なにを言ってるのかまでは聞こえない


em「ってか、何気にシャオロンさん初めての彼女さんやない？」

syo「せやねん！初めての彼女！めっちゃかわええで」


シャオちゃん、

本当に、初めての彼女だったんだ...

私が、初めての彼女で、いいのかな


em「俺に彼女が居らへんからって可愛いを主張せんといてや」

syo「ほんまにかわええからかわええって言うただけやし！」

em「って言うか、こんな話しとったら天界の録画使われへんやん、！」

syo「ほんまやん！...んー、まだ話したりへんけど、一旦やめよか」

em「この事については後で話そや」

syo「へいへーい」


怠そうに返事ををしたシャオちゃんは

他のプレイヤーさんの元に飛んでく、

なんか、この人、物陰に隠れてる...


syo「うわー、ロボロガチ芋りやん」


これ、ロボロさんなんだ...

にしても、本当にうまく隠れてる...


em「はっwえ、シャオロンさん！コネシマさん見てみてやw」

syo「え、どこどこどこ！」

em「ワープさせますね...えっと、ここ！」

syo「おま、まじか！？w」


シャオちゃんの笑い声で画面に目を移すと

映ってたのは人が滅多に来なさそうな

マップの端の少し地面が凹んだところ、

そこに(多分)コネシマさんが静かにしゃがんでる、


syo「このセッションまだ続きそうやなぁ...水飲んでくるわ」

em「えぇ！？水用意してなかったんや！？」

syo「やって、撮影のこと忘れとってショッピくんからの連絡で気づいて急いで来たんやし」

『シャオちゃん、よかったら、私がとってこよっか？』


その方がいいよね、

撮影、途中で抜けたら、なんか、悪い気がするし


syo「ええの？」

『うん！』

em「え、めっちゃいい彼女さんやない？」

syo「そうなんよ！かわええし！いい子やし！言うことなしの満点！」


シャオちゃんの褒め言葉から逃げるようにして部屋を出る

あんな恥ずかしい褒め方しなくていいと思うんだけど、

それより、水、持ってかないと...

冷蔵庫に入ってたはず...


『あった...コップもいるよね...』


よし、あった、部屋に戻ろう、

さっきの褒め言葉を思い出してちょっと入るのに躊躇うけど

シャオちゃんが喉渇いてるって言ってたから

勇気を出して、扉を開けた

▽→←暖かい

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