【d!】Q,パパ活からお付き合いはおかしなことですか？［２］【syo】

暖かい ページ7

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慌ただしく動くパソコンの画面を

シャオちゃんの膝の上に乗ったまんま見つめる

音はシャオちゃんがヘッドホンしてるから聞こえないけど、

誰かと喋ってるみたい


syo「あー！死んだ！！！」


画面にデカデカと 死んでしまった って書いてるのを見て

ヘッドホンを外すシャオちゃんは後ろから両手を使って強く抱きしめてくる

死んでしまったっていうくらいだから、負けちゃったのかな


syo「うわーっ！トントンに負けたぁぁぁ」

『これなんのゲーム？』

syo「ゲーム自体はマイクラってやつで、今やっとったのはマイクラってやつの中の、人狼ってやつ...くそー、トントン黒やんけ...」


悔しそうに私の肩に顔を埋めるシャオちゃん

鼻息が首にかかってくすぐったい、


『トントンさんが悪い人だったの？』

syo「そうやねん！マジで信じとったんやけど...！」

『裏切りとかもあるんだ...』

syo「そういうゲームやから仕方ないねんけどなぁ、」

『もうヘッドホンつけなくていいの？』

syo「おん、あとはもう、感想と天界で話すだけやから、つけへんよ？」

『そうなんだ...』


天界で喋ったり、感想で喋ったり、

実況者さんって色々大変なんだね

ゲームスキルも問われるみたいだし...

私は絶対なれっこないなぁ、


syo「あーあ、誰か早く死んでくれへんかなぁ」

『話し相手欲しいもんね、』

syo「まぁ、でも？Aが居るし、早く死なれへんでも別にええかなぁ...」

『そう？』


楽しそうな声で うん って言われて嬉しくなる

だって、私がいるだけで、こんなに楽しそうにしてくれてる人、

シャオちゃん以外居なかったんだもん、

存在を認められてるような気がして、すごく嬉しい


??「死にました...」

『あ、シャオちゃん、誰か死んだらしいよ、』

??「へ、！？じょ、女性、！？」

syo「あ、エミさん死んだんや...誰に殺されたん？」

em「え、あ、えっと、ゾムさんですけど...え、今、女性の声、しましたけど、？」

syo「へー、トントンとゾムが黒なんや...え、負け確やん」


そんなに強いのかな、ゾムさんとトントンさん

というか、エーミールさん？かな、

すごい質問してるのにシャオちゃんスルーしてない？


em「負け確なのはそうなんですが...女性の声、してましたけど、？」

syo「あーあ、負けやな」

em「女性の声してはったけど！？」

syo「びっ...くりしたぁ...エミさん！声デカいんや！」

em「え、あ、すみません...？」

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