【d!】Q,パパ活からお付き合いはおかしなことですか？［２］【syo】

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syo「はい、ココア、飲めそう？」

『うん、ありがとう、』


だいぶ落ち着いた私を見たシャオちゃんが暖かいココアを作ってくれた

携帯は、見たくないから、シャオちゃんに持ってもらってる

もうしばらく、お母さんの声は聞きたくないし、話したくもない、


syo「あ、待ってな、ふーふーしたる」

『ふふ、私、そんな子供じゃないよ、』

syo「ええやん！ふーふーしたい！」

『わかった、じゃあ、ふーふーして？』


ソファに座る私の横に座ったシャオちゃんは、

あの時のカフェモカと同じように、冷ましてくれる


『ねぇ、シャオちゃんさ、』

syo「ん？」

『...シャオちゃんは、どうして、私の味方で居てくれるの？』


ふと、素直な疑問を口から出す

これが、どうしてもわからない、

どうしてここまで味方で居てくれるんだろう


syo「んー...好きやから、やなぁ」

『好きだから...』

syo「これも立派な理由やろ？だって、朝、Aも言っとったし！」


緩く、口元を歪ませて

優しく笑うシャオちゃんに微笑む

ありがとう、シャオちゃん、


syo「ん、もうココア飲めるで」

『あっ、ありがとう』

syo「気をつけ飲んでな？」


どれだけ心配性なの、

そう思うけどその心配性でさえ嬉しくなる

好きだから、心配してくれるんだもんね

今まで、誰も私を好いてはくれなかった

いや、お父さんが亡くなるまではお父さんが好きで居てくれた

でも、お父さんが死んだ途端、

私を好いてくれる人は消えた。

親族には嫌われて、お母さんにも嫌われる

学校では、パパ活の噂が一部に広がって、

そこから全体に広がって行って誰も好いてはくれなかった

浮気するってみんな思ってたらしい。

私は浮気しないのに、

結構一途なんだけどなぁ、


syo「美味しい？」

『うん！』

(ぴこんっ)


私のじゃない携帯の音がする

きっと、シャオちゃんの携帯、

シャオちゃんは携帯を見て、怠そうに抱きついてきた


syo「そういや、今日、撮影あるんやったわ...」

『そうなの？私邪魔？どっか違う部屋に行ったりしとこっか、？』

syo「いや、大丈夫やで、寧ろ、一緒居って、？」

『シャオちゃんが、それでいいならいいけど...』


これって、声がマイクに入っちゃダメなやつだよね

静かにしなきゃ悪いやつ...苦手なんだけどなぁ、


syo「よし、じゃあ、あっちの部屋行こや！」


そう行ってシャオちゃんは私の手を引いて

撮影する部屋に入った

暖かい→←▽

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